記事を読むメリット
- フルリモートのメリット・デメリットが分かる
- フルリモートで働いてみた人の体験談が聞ける
- フルリモートに向いている人の特徴が分かる
フルリモートって楽そうでいいよなあ、、、でもフルリモートっていいことばっかりじゃないのかな?メリットとかデメリットが知りたい!
満員電車が嫌すぎる、早起きしたくない、自分の家で楽に仕事したい、、、フルリモートで働きたい!どうすればフルリモートで働けるようになる?どんな職種がおすすめ?
フルリモートに向いてる人ってどんな人?
このような方に向けて今回は、「フルリモートで働いてみた実体験」「フルリモートのメリット・デメリット」「フルリモートに向いている人の特徴」「フルリモートで働く方法」などを解説します。
この記事を書いている僕は、現在Webエンジニアとして完全フルリモートで働いています。
9時半が始業なので、毎日9時28分に起きてます。
- 実際にフルリモートで働いてみてよかったことは「会社に支配されているという感覚がほとんどないので日々の生活にゆとりが生まれる」ということ
- 体感的にはメリット8割・デメリット2割といった感じ。やっぱりメリットの方が大きく感じる
- 時間にゆとりが生まれるので、趣味や副業などの仕事以外の時間が充実する
- フルリモートは人との関わりが薄くてのんびりとしているので、「思いっきり仕事がしたい!」「社会人として色々な経験をしたい!」という心意気の人には向かないかも
ちなみに、19歳〜25歳ぐらいまでは、工場や引越しなどのフル出社での肉体労働しかしたことありませんでした。
フルリモートとフル出社の両方を経験した僕が客観的に解説します。
- 【体験談】フルリモートで働いてみてよかったこと
- フルリモートのメリット3つ
- フルリモートのデメリット3つ
- フルリモートに向いている人の特徴3つ
- フルリモートで働くためには?→Web系がおすすめです
- まとめ:良いことだけではないがやはりフルリモートはメリットの方が大きい
【体験談】フルリモートで働いてみてよかったこと
実際にフルリモートで働いてみてよかったことは「会社に支配されているという感覚がほとんどない」ということです。
自分のペースで休憩が取れたり、1日のスケジュールをある程度自分で決められるので、会社に支配されているという感覚があまりないです。
休みの日に仕事のことを考えることもほとんどありません。
会社に支配されている感覚が減るので、日々の生活にゆとりが生まれます。
あとは、「やっぱり通勤しなくていいのはホントに楽。生活の基盤が楽になるから、仕事もプライベートにも余裕が生まれる」というのもヒシヒシと感じます。
例えば日曜の夜遅くまで遊んでたりしても、月曜が憂鬱じゃありません。
「出社しなくていいからギリギリまで寝てられる」という余裕が、こんなにも人生にゆとりを生むのかと実感しました。
逆に言えば、自由にのびのびと仕事ができるので、バリバリ仕事したい人にはフルリモートは向かないかもしれません。
フル出社とフルリモートでは、やはり気合いというか、熱量が違います。
フルリモートは、やっぱりどこかゆるくてのんびりとしています。
「人との関わり合いの中で思いっきり仕事がしたい!」「社会に沢山揉まれて成長していきたい!」というような人には、フルリモートは向かないかもしれません。
- 体感的にはメリット8割・デメリット2割といった感じ。やっぱりメリットの方が大きく感じる
- 時間にゆとりが生まれるので、趣味や副業などの仕事以外の時間が充実する
- 逆に「思いっきり仕事がしたい!」「社会人として色々な経験をしたい!」という心意気の人には向かないかも
フルリモートのメリット3つ
7年間フル出社の肉体労働しかしてこなかった僕が、実際にフルリモートで働いてみて感じたメリットは以下の3つです。
総評すると、「時間と心にゆとりが生まれる」という感じです。
通勤のストレスがほぼゼロになる
当然ですがフルリモートは通勤しなくていいので、通勤のストレスがゼロになります。
満員電車に乗る必要もなく、冬の朝エンジンが冷えてて全然暖房が出ない車に乗って凍えながら通勤する必要がありません。
ちなみに僕の通勤時間は4秒です。
ベッドから起きて作業デスクに辿り着くまでが大体4秒です。
通勤しなくていいので、早起きする必要もなくなります。
僕は工場勤務の時は6時50分に起床し、7時30分に家を出て、8時10分ぐらいに職場に着き、8時30分の始業時間までの20分をなぜか職場で過ごす、という感じでした。
あの「始業の10〜15分前ぐらいには職場にいような」みたいな風潮なんなんですかね。その時間お給料出ないのに。
8時30分が始業だっつってんのに、8時20分ぐらいからなんかみんな仕事の準備するし。
フルリモートの今は9時28分に起床して、9時28分4秒に仕事開始しています。
フルリモートは通勤で感じるストレスがほぼゼロになり、通勤時間そのものが無くなるので時間にも余裕ができるので、心身ともにゆとりが生まれます。
ワークライフバランスが実現する
ワークライフバランスとは、仕事と生活のバランスが取れた状態のことをいいます。
人は仕事をするために生まれてきたわけではありません。
かといって、仕事を全くしなければ生活ができません。
大事なのは仕事とプライベートのバランスです。
フルリモートによって通勤時間を削減できることで、趣味やスキルアップ、副業などに使える時間が増えてバランスの良い生活が送れます。
僕はフルリモートでWebエンジニアをやりながら、プログラミングの副業で月5万円ぐらい稼いでいます。
◆関連記事:プログラミングの副業で月5万稼ぐ方法【独学3ヶ月で達成しました】
個人的な感想だと、フルリモートはこのワークライフバランスがめちゃくちゃちょうど良いと思います。
フル出社の場合は、通勤のために早起きしたり、終業後に断りにくい飲み会に誘われたりと、ちょっとワークにバランスが偏っていると思います。
フルリモートは大体、「仕事8時間:睡眠8時間:その他8時間=合計24時間」なので、時間的にもワークライフバランスがちょうど良いです。
柔軟なスケジュール調整ができる
常に家にいるので、ちょっとした用事をすぐに済ませられます。
具体的にはAmazonの荷物を受け取ったり、楽天市場の荷物を受け取ったり、SHEINの荷物を受け取ったり、ZOZOTOWNの荷物を受け取ったりできます。
怒涛の通販ラッシュはこのぐらいにして、荷物を受け取るだけでなく、休憩中に洗濯などの家事を済ませたりできますし、役所や郵便局などの土日は空いていない機関で用事を済ませることもできます。
お子さんやペットがいる方は、いつでも面倒が見れます。
「いつでも家にいられる」ということで、日々のタスクに対して柔軟なスクジュール調整ができるのがフルリモートのメリットの1つです。
フルリモートのデメリット3つ
初めて実際にフルリモートで働いてみて感じたデメリットは以下の3つです。
総評すると「コミュニケーションが取りづらい」というのが大体の理由です。
孤独を感じやすい
フルリモートは家で黙々と仕事するので、人との交流が少なく、孤独を感じやすいです。
仕事仲間と連絡を取る時も対面のコミュニケーションが少ないので、業務上必要最低限の会話で終わってしまうことが多く、フル出社に比べると人間関係の構築に時間がかかります。
僕は1人の時間も好きなので割と平気なんですが、人によっては「他者との交流がない」というのは結構参ってしまう人もいます。
上の画像はNHKのデータですが、「孤独」はタバコや肥満よりも遥かに人に悪影響を及ぼします。
なるべく休みの日はなるべくどこかに出かけたり、人と交流する趣味を持ったりして、孤独感で病まないようにしましょう。
解決策
分からないことを聞きづらい
出社していればすぐ近くに同僚や先輩がいるので、分からないことなどをすぐ聞けますが、フルリモートは違います。
分からないことを聞くためには、チャットを飛ばすか、電話をかけるかしかないので、どうしても気を使ってしまいます。
特に自分が入社したばかりで何も仕事が分かっていない状態だと、余計に気を使います。
近くにいる人に「すいません、これってどうやるんですか?」と聞けたらものすごく楽なんですが、聞きたいことをいちいちチャットで文章にするのも時間がかかります。
分からないことすぐ聞くことが難しいので、入社してから仕事に慣れるまでに時間がかかります。
解決策
キャリアアップがしづらい
フルリモートは分からないことを聞きづらく、先輩の仕事ぶりを見て覚えることもできないので、仕事が身につくまでに時間がかかります。
仕事ぶりを直接目で見て評価されにくいこともあり、出社と比べるとキャリアアップに時間がかかります。
「この職種でドンドン上を目指していきたい!」「この仕事を通してがっつり成長したい!」という感じだったり、スピード感を持ってキャリアを積んでいきたいなら、フルリモートはあまりおすすめできないかもしれません。
解決策
フルリモートに向いている人の特徴3つ
実際に働いてみて思う、フルリモートに向いている人の特徴として以下の感じです。
フルリモートに向いている人の特徴3つ1人で作業するのが苦じゃない人
1人で作業するのが苦じゃない人は、フルリモートに向いてます。
当然ですが、フルリモートは1人で黙々と仕事をします。
フルリモートだからといって、社内の他の人と全く関わらなくていいというわけではありませんが、圧倒的に1人で仕事をする時間が多いです。
「自分のペースで仕事をするのが好き」
「チームプレーも嫌いじゃないけど、個人プレーの方が気楽でいい」
という人は、のびのびと仕事ができるのでフルリモートに向いています。
個人的な感想ですが、個人プレーでは味わえない感動とかもあるので僕はチームプレーも好きですが、「気楽さ」という点では個人プレーの方が勝っているので、仕事をするなら個人プレーの方が好きです。
自己管理が得意な人
フルリモートは誰かに管理されていないので、しっかりと自己管理する必要があります。
1日の中で取り組むタスクを決めたりしてちゃんと自己管理しないと、やるべき仕事がいつまで経っても終わらなかったりしますが、逆に言えば自己管理さえできれば何をやってもOKです。
やるべき仕事さえきっちり進めていれば、音楽とか聴きながら仕事してもOKですし、パジャマで仕事してもOKですし、ちょっとした家事をしながら仕事してもOKです。
上手く自己管理ができれば、フルリモートで快適な日々を送れます。
僕も大体お菓子食べながら仕事してます。
文章でのやり取りが得意な人
体感的にフルリモートでの連絡手段は、メールやチャットが8割、電話やビデオ会議が2割といった感じです。
業務上のやり取りはほぼメールかチャットなので、文章でのやり取りが得意、もしくは好きな人はフルリモートに向いています。
僕も圧倒的にメールかチャット派です。電話はあんまりしたくないです。
仲良い人と話すなら電話でも全然良いですが、お客さんとか上司とか、ちょっと話しにくい人と連絡を取るなら絶対にメールかチャットが良いです。
お客さんからの電話とかマジでイヤです。「ご用のある方は電話ではなくメールでお願いします。ピーーーッ」みたいな留守電メッセージにしたいぐらいです。
業務の8割が文章でのやり取りであるという特性上、読みやすいメールが書けたり、伝えたいことが分かりやすい文章が書けるとフルリモートでは評価されやすいので、文章での意思疎通が得意な人はフルリモートに向いています。
フルリモートで働くためには?→Web系がおすすめです
フルリモートで働ける職種は色々ありますが、僕のおすすめはWeb系です。
Web系がフルリモートにおすすめな理由は以下の感じです。
詳しくは別記事にもまとめています。
- Web業界が比較的ゆるいから(監視されたりしない)
- 未経験OKのフルリモート案件が多いから
- 未経験でも1~2年で目指せるから
Web系の仕事の具体例は以下です。
Web系の仕事の例- Webデザイナー…Webサイトやバナーなどのデザインをする人
- Webエンジニア…Webサイト制作の指揮を取る人
- プログラマー…プログラミング言語でWebサイトを作る人
僕も工場や引越しの肉体労働に疲れ果てて、
朝はゆっくり寝てたい!家から出ないで仕事したい!夏は暑いし冬は寒いみたいな働き方はもうヤダ!
と思ったので、Web系のプログラミング言語を勉強してWebエンジニアになった結果、フルリモートで働けるようになりました。
体動かすのも好きなんですけどね。仕事でとなると疲れます。
ちなみに僕がフルリモートで働くまでのプログラミング独学期間は1年です。
「スキルなし未経験でも、今日勉強を始めたら1年後にはフルリモートで仕事できるようになる」というのがWeb系の良いところです。
早い人は半年とかで転職できたりします。
◆関連記事:ノマドを目指す人の為のプログラミング学習手順【3ヶ月で身につく】
まとめ:良いことだけではないがやはりフルリモートはメリットの方が大きい
記事のまとめ- フルリモートのメリットは「通勤のストレスがほぼゼロになる」「ワークライフバランスが実現する」「柔軟なスケジュール調整ができる」の3つ
- フルリモートのデメリットは「孤独を感じやすい」「分からないことを聞きづらい」「キャリアアップがしづらい」の3つ
- 実際にフルリモートで働いてみてよかったことは「会社に支配されているという感覚がほとんどない」ということ
- フルリモートに向いている人の特徴は「1人で作業するのが苦じゃない人」「自己管理が得意な人」「文章でのやり取りが得意な人」の3つ
- フルリモートで働くためには?→Web系がおすすめ
フルリモートのメリット・デメリットは色々ありますが、通勤しなくていいことによって「時間」の確保ができるので、色々なメリットを生み出します。
会社に支配されている感覚も少ないので、時間のゆとりと相まって、日々の生活に余白が生まれます。
副業したり、ジムに行ったり、家族との時間が増えたり、生活の質が上がります。
僕はそもそも「フルリモートで働きたい!」とか「パソコンで仕事したい!」という思いが強かったので、フルリモートになって幸福度が上がりましたが、新卒のフレッシュで「アクティブに仕事したい!」というなバイタリティの高い人には、フルリモートは物足りないかもしれません。
Web系なら未経験でも1年ぐらい勉強すればフルリモートで仕事できるので、フルリモートで仕事したい人は目指してみるのもありです。
今回は以上です。
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