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プログラミングを独学して1年で就職した話【未経験でもいけました】

2023年10月4日

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プログラミングのイラスト

記事を読むメリット

  • 独学&未経験からプログラミングで就職できる方法が分かる
  • プログラミングを独学で身につけて、就職できるかな?

    独学とか未経験って不利じゃない?スクールに入った方がいいかな?

    このような方に向けて、この記事では僕がプログラミングを1年独学してWeb制作会社に就職した実体験をお伝えします。

    「独学で就職できるの?」という疑問が解消できれば幸いです。

    ちなみに僕の経歴はこんな感じです
    1. ①引きこもりになる
    2. ②ドットインストールで独学を始める
    3. ③3ヶ月目にランサーズでWeb制作の案件を初獲得
    4. ④1年で10件ぐらいHPを作る
    5. ⑤Web制作会社の面接を受けて1社目で合格
    6. ⑥フルリモートで毎日お菓子食べながら仕事

    独学で就職するまでにやったことはシンプルなので、順番に解説していきます。

    ちなみにお菓子はじゃがりこのたらこバター味が好きです。

    目次

    独学5ヶ月で応募したら不採用でした

    不採用の連絡

    独学開始して5ヶ月ぐらいの時に3社ほどWeb制作会社の求人に応募しました。

    結果は、3社とも「エンジニアになるなら2年ほど実務経験がないと採用できない」と言われて書類選考の時点で落ちました。

    その時落ちた理由は明確で、以下の3点です。

    落ちた理由
    • 未経験OKの求人じゃなかった(未経験OKと書いてありつつ実務経験を重視する求人だった)
    • 「実務経験無いけど、この人は採用しても大丈夫だな」と思って貰えるほどのスキルが身についていなかった
    • 実績が3件ぐらいしかなかった

    ↓なので、こういう風に変えたら内定貰えました。

    変えたこと
    • 未経験OKの求人に応募する(探せば普通にある)
    • 「実務経験無いけど、この人ちゃんとしてるやん!」と思って貰えるレベルまでスキルを身につけた
    • 実績を10件ぐらい作った
    • スキル以外の部分を強めにアピールした(後述します

    独学1年で就職できました

    業務委託の契約概要

    独学5ヶ月では落ちましたが1年で就職できました。

    ちなみに↑を見ると分かるんですが、僕の場合は厳密には業務委託なので正社員ではありません。
    キャリアアップを見通して2〜3年ぐらいで辞める予定なんですが、正社員だと気楽に辞めづらいなと思ったので、僕は業務委託で契約を結びました。

    ◆関連記事:未経験でプログラマーになるのはきつい?【1年独学して就職したが割と快適です】

    独学&未経験じゃ就職できない?→できます

    目標達成のイラスト

    「独学じゃプログラマーになれない」なんて意見もたまに聞きますが、結論から述べると、スキルさえしっかり身につければ普通に就職できます。

    就職先も「レバテック」とか「マイナビエージェント」とかで普通に探せます。
    未経験OKの求人も普通にあります。

    ちなみに僕は最初はバイトでいいやと思っていたので、バイトルで探しました。

    逆に、卒業後の就職保証をしてくれるようなプログラミングスクールに入っても、ちゃんと勉強しなかったら当然就職できません。

    1. ①ジャンルを決める(Web系・ゲーム系・組み込み系など)
    2. ②そのジャンルの言語だけガッツリ勉強する(最低2〜300時間)
    3. ③それなりのクオリティの制作物を作る(4〜5件ぐらい)
    4. ④未経験OKの求人に応募する
    5. ⑤面接でスキル以外の部分もアピールする

    という手順でやれば、普通に独学でも就職できます。

    ◆関連記事:「60%の人間はプログラミングの素質がない」って本当?※論文は撤回済み

    独学でプログラマーに就職する手順

    プログラミングのイラスト
    独学で就職するための手順
    1. ①就職するジャンルを決める
    2. ②しっかり勉強する
    3. ③ポートフォリオを作る
    4. ④制作物(実績)を6〜8件ぐらい作る【数より質】
    5. ⑤レバテックとかで求人を探す
    6. ⑥スキル以外の長所を面接でアピールする

    独学&業界未経験で就職する手順はこんな感じです。
    難しいことはなくシンプルです。あと⑥が割と大事です。

    ※個別で詳しくまとめた記事を書いてあるので、ついでにそれぞれ貼っておきます。

    ①就職するジャンルを決める

    ざっくり「プログラマー」といっても色々あります。
    Webサイトが作りたいのか、アプリが作りたいのか、サーバーとかバックエンドがやりたいのか、ジャンルによって難易度や年収も変わってくるので、色々調べて自分に合ったジャンルを決めましょう。

    未経験の入り口としてオススメなのはWeb制作系です。

    ②しっかり勉強する

    • 基礎の基礎レベル:20〜30時間
    • 少し制作できるレベル:200〜300時間
    • エンジニアレベル:1,000時間~

    言語にもよりますが、プログラミングを身につけるまでの学習時間は大体このぐらいです。

    とりあえず、1,000時間勉強すれば業務遂行レベルまで身につきます。
    1日3時間勉強すれば1年ぐらいですね。

    ③ポートフォリオを作る

    ポートフォリオとは、自分が作った制作物をまとめたWebページや資料のことです。

    ITの分野で仕事をするならポートフォリオは絶対に必要です。

    プログラミングを始めたらまず「自分のポートフォリオを作る」ことを第一の目標にするといいと思います。

    ④制作物(実績)を6〜8件ぐらい作る【数より質】

    ポートフォリオに載せるための実績を作りましょう。
    ちなみに数より質が大事です。

    未経験のうちはどこかのプロジェクトに参加したりとかは中々難しいと思うので、お知り合いから案件を貰ったりして実績を重ねましょう。

    当時の僕みたいにそういう知り合いがいない場合はクラウドソーシングで案件を探すといいと思います。
    未経験でも単発の仕事が貰えます。

    ⑤レバテックとかで求人を探す

    未経験OKの求人

    こんな感じで「独学OK」「完全未経験OK」みたいな求人も探せば普通にあるので、探して応募しましょう。

    →おすすめの求人サイトはこちらの記事にまとめました(準備中)

    ⑥スキル以外の長所を面接でアピールする

    「未経験OK=良い意味でスキルに期待されていない」ので、人柄とかやる気などのプログラミングスキル以外の部分を重要視されます。

    スキルが微妙でも人柄で採用とか結構あります。

    入社後に聞いた話ですが、僕は面接時の人柄がめちゃくちゃ好印象だったようで、社内では即採用レベルの話が出てたらしいです。
    えへへ。

    僕は面接時に「プログラミングスキル以外で未経験者に求められるもの」を強めにアピールしました。

    スキル以外で未経験者に求められるもの

    人々のイラスト

    未経験が就職で有利になるコツとしては「プログラミングスキル以外の強み」を持つことです。

    僕も当初はHTML・CSS・JavaScript(基礎レベル)・PHP(基礎レベル)しか出来ておらず、プログラミングのレベルは決して高くありませんでしたが、以下のポイントを強めにアピールしたところ、無事内定を頂けました。

    コミュニケーションスキル

    プログラマーは黙々と作業するわけではなく、設計書を作ったエンジニアと打ち合わせをしたり、納品時にお客さんと会話したりする場面が思っているよりも多いです。
    なのでコミュ力の高いプログラマーは重宝されます。

    ちなみに「社交性」とは別物です。
    「うぇーい」みたいなノリは必要なく、伝えるべきことを正しく伝える能力があればOKです。

    学ぼうとする意欲

    ITの分野は移り変わりが早いので、勉強しないプログラマーは置いていかれます。

    バグや仕様変更などの想定外に対応するのがプログラマーの仕事なので「採用がゴールではなく、採用後も学びを欠かしません」的なことが伝わると好印象です。

    論理的思考力

    プログラムを組んだ時、大抵は何かしらのバグが発生します。

    バグの解決には、ロジカル的に因果関係を突き止める論理的思考力が必要になります。
    論理的思考力をアピールするためには「なぜ?」を明確にした受け答えができると効果的です。

    ◆関連記事:プログラミングに必要な論理的思考とは?【身につけたら人生イージーモードになりました】

    Q.資格は必要? A.実績>資格です

    ライセンスのイラスト

    未経験で独学で就職するなら、資格を取るよりも先に実績を積んでポートフォリオを作る方が遥かに優先順位が高いです。

    「資格はあるけど実績が無い人」と「資格は無いけど実績がある人」だったら確実に後者が採用されます。

    トラックドライバーになるなら運転免許が絶対に必要ですが、プログラマーにはそういう絶対に必要な資格はありません。
    「ないよりあった方がいいけど、なくて困ることは基本的に無い」ぐらいの感じです。

    資格を探す時も「この資格さえあれば全てのIT求人に有利!」みたいな資格はありません。

    就職で迷うと「合格率60〜80%ぐらいの取りやすい資格をとりあえず取っておこう」みたいな思考になりがちですが、そういう誰でも取れる資格は資格としての価値は無いので取らなくて大丈夫です。

    もし取るなら、PHPのエンジニアになるならPHP技術者認定試験、RudyならRuby技術者認定試験など、自分が目標としている求人にマッチした資格をピンポイントで取りましょう。

    ただし、まず実績を積むのが最優先です。

    独学で就職する方法まとめ

    プログラミングのイラスト

    スキルを身につけて、その会社が求めている長所をアピールできれば、独学&未経験でも就職できます。

    また、スキルは裏切りません。

    • 独学でスキルを身につける→「独学なのにめっちゃちゃんとスキル身についてる!相当勉強したんだろうな!信頼できる!」
    • スクールでスキルを身につける→「やっぱ〇〇スクールを卒業しただけあってすごいスキルだ!頼もしい!」
    • 実務経験無いけどスキルが身についてる→「この人経験無いけどすごいスキルだ!期待できる!ぜひうちで沢山経験積んで戦力になって欲しい!」

    こんな感じで、スキルさえ身につければどう転んでも勝ち確なので、独学とかスクールとか未経験とか気にせず勉強しましょう。
    勉強したらゆっくりでもいいので実績を積み上げましょう。

    プログラマーにとって、スキルと実績は全てを解決します。

    今回は以上です。

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