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プログラミングスクールに通う人はカモって本当?実態や対処法を解説

2024年2月23日

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プログラミングスクールのイラスト

記事を読むメリット

  • プログラミングスクールでカモにされる人の特徴が分かる
  • プログラミングスクールでカモにされないための方法が分かる
  • 「プログラミングスクールに通う人はカモ」という誤解が解ける
  • 「プログラミングスクールに通う人はカモ」って意見を聞くけどホント?運営者って入学者をカモだと思ってるのかなぁ…?

    プログラミングスクールでカモになっちゃう人の特徴ってどんな感じ?高いお金だけ払ってカモにならないように気をつけたい!

    そんなになんでもかんでもカモとか言ってたら何も学べないよ…どうやってプログラミングを学んでいけばいいのさ?

    このような方に向けて今回は、現役Webエンジニアの僕が、「プログラミングスクールの実態」「カモにされる人の特徴」「カモにされないための方法」などを解説していきます。

    結論
    • カモだろうがなんだろうが、プログラミングスクールに入ることによって「挫折しにくくなる」のはガチ
    • プログラミングスクールに入るのと、カモにされることは別に関係ない
    • 自主的に勉強できない人はカモにされる
    • 「プログラミングスクールに入るやつは全員情弱!カモ!」という意見は、独学で完璧に身につけた一部の天才か、プログラミングを学んだことがない人が想像で言ってるだけか、「プログラミングスクールよりもこっちの方がいいですよ」という感じで自分の商品を売りたい人が言ってるだけ
    目次

    カモだろうがなんだろうがスクールに入ると「挫折しにくくなる」のはガチ

    カモのイラスト

    まず結論として、カモだろうがなんだろうが、プログラミングスクールに入ると「挫折しにくくなる」のはガチです。

    プログラミング学習にとっての一番の障壁は「挫折」です。
    何から学べばいいか分からなかったり、つまずいた時に相談できる人がいないと、挫折しやすくなります。

    プログラミングスクールなら授業内容もしっかり用意されていますし、講師の方にいつでも質問できますし、学ぶ環境が整ってるので挫折しにくくなります。

    この「挫折のしにくさ」は別にカモとか関係ないです。
    入学すれば誰でも受けられる恩恵です。

    プログラミングスクールの存在意義は、プログラミング学習の最大の障壁である「挫折」を回避することなので、「挫折を回避する」というメリットを得るために入るなら、別にカモにはなりません。

    「プログラミングスクールでカモにされた」と感じる理由3つ

    悩むイラスト

    とはいえ、「プログラミングスクールでカモにされた」と感じる時があるのも事実です。
    具体例は以下の3つです。

    カモにされたと感じる理由3つ

    独学できる内容と変わらなかった

    独学でも身につくレベルのことしか教えてもらえないと、「カモにされた」と感じやすいです。

    そのように感じる人の特徴しては、「独学で事前に学んでいた」「飲み込みが速かった」という人なので、そもそもスクールに入る必要がなかったかもしれません。

    ちなみに「HTML・CSS」というプログラミング言語(※)は、プログラミングスクールに入って学ぶ必要はないです。
    理由としては、簡単だからです。

    独学でも3ヶ月あれば身につくのと、初歩的な言語なので、プログラミングスクールに入ってHTML・CSSを学ぼうとすると「うわ…こんなに簡単な言語を学ぶのに何十万円も入学費払っちゃった…カモにされた〜…」と感じます。

    「HTML・CSS」は、主にWeb系で使われる言語なので、Web系のプログラミングスクールに入ろうとしてる人は、カリキュラムとかを事前にチェックしておきましょう。

    ちなみに、HTML・CSSを学ぶならドットインストールで十分です。
    ドットインストールで3ヶ月学べば、副業で2〜3万円稼げるレベルまでは身につきます。
    僕もドットインストールで学習し始めた3ヶ月後にWeb制作案件を初受注しました。

    ◆関連記事:ドットインストールの評判は?【1年勉強したらエンジニアになれました】

    ※厳密にいうと、HTML・CSSはプログラミング言語ではなくマークアップ言語と呼ばれます。

    授業料とカリキュラムが見合ってなかった

    「高い授業料を払った割に、なんか授業内容とか身についたスキルが微妙だなぁ…」と感じるケースもカモにされたと感じやすいです。

    ただ、そのような場合にちょっと考えて欲しいのが、「果たして自分1人で勉強していても身についていたか?」ということです。
    学んだ内容は簡単でも、講師の人が分かりやすく教えてくれたから身についた場合もあります。

    「内容は簡単だったけど、まあ右も左も分からない独学でこれを身につけろって言われたら、ちょっと無理かもなぁ…」と思えたなら、カモにはなっていません。

    紹介された就職先が微妙だった

    就職・転職保証型のスクールでは、卒業が近くなると就職先をいくつか紹介されますが、そこで紹介された就職先が質の悪いものばかりだった場合は、実際にカモにされています。

    卒業生を企業へ紹介することで得られる紹介料が目的で、微妙な企業に半ば強引に就職させようとしてくるスクールや担当者もいます。
    紹介された就職先が微妙だった場合は、「いえ、就職先は自分で探すので大丈夫です」という感じでちゃんと断りましょう。

    ちなみに、断ると
    「えぇ?自分で探せるんですか?^ ^;」
    「ちょっと前までプログラミングも初心者だったくせに^ ^;」
    「求人サイトには掲載されてないような好条件の求人紹介しますよ?^ ^;」
    みたいな感じで言われることもありますが、レバテックとか使えば自分でも普通に探せるので、無視して大丈夫です。

    ◆関連記事:未経験OKのエンジニア転職サイトまとめ(準備中)

    プログラミングスクールでカモになってしまう人の特徴3つ

    禁止のイラスト

    プログラミングスクールでカモになってしまう人の特徴は以下の3つです。
    気をつけましょう。

    カモになってしまう人の特徴3つ

    とりあえず申し込む人

    何も考えずにとりあえず申し込む人は抜群にカモにされます。
    申し込むなら、せめて学ぶ目的を明確しましょう。

    高いお金を払うわけなので、フワッとした理由で申し込む人はあまりいないと思いますが、「うーん、エンジニアとして働くとかあんまり決まってないけど、スクールに入ればなんか今後の道が開けそうだし、とりあえず入ってみるか〜」みたいな感じで申し込むのはやめておきましょう。
    判断できずに高い教材を売りつけられたり、卒業後にブラック企業に斡旋されたりします。

    まさに「高いお金だけ払うカモ」です。

    スクールに入りさえすれば身につくと思ってる人

    スクールに入ったからといってプログラミングは身につくわけではありません。

    自主的に勉強しないと身につかないので、スクールに入りさえすれば安泰だと思っていると、「お金だけ払って身につかなかったカモ」になります。

    「自主性」を持てない人はどこに行ってもカモにされますが、これは別にプログラミングスクールに限った話ではありません。

    スマホを買うときにお店の人に言われるがままに不要なオプションをつけてしまったり、、
    保険に入るときにセールスマンに言われるがままによく分からないプランで契約してしまったり、、

    プログラミングスクールに限らず、自主性に行動できない人はどこに行ってもカモにされます。

    「教えてもらおう!」という気持ちではなく、「使い倒してやろう!」という気持ちで学習していくと、カモにならず身につきます。

    IT業界の知識が全くない人

    IT業界の知識が全くない人もカモにされやすいです。

    業界未経験・知識ゼロでもIT業界への転職はもちろん可能ですし、何から学べば良いか分からない場合もあると思うので、「事前にパンパンに知識を詰め込んでおけ」というわけではありませんが、必要最低限の知識は身につけておいた方がいいです。

    高いお金を払うわけですし、「プログラミングスクールに入って学ぶぞ!」「プログラミングでお金を稼ぐぞ!」と決めたなら、多少は業界のことを調べておきましょう。

    別に自分で学ばなくても、必要なことは全てプログラミングスクールが教えてくれるんでしょ?

    ↑こういうスタンスだとカモにされます。
    「知識がないからいくらでも騙せるカモ」になります。

    プログラミングスクールでカモにならないための方法3つ

    勉強のイラスト

    プログラミングスクールでカモにならないための方法は以下の3つです。

    カモにならないための方法3つ

    入学する目的を明確にする

    カモにされないために、「入学する目的」を明確にしましょう。

    何のためにプログラミングを学ぶのかという目的があれば、考え方の基盤ができ、自分に合ったプログラミングスクールを見つけられるのでカモになりません。

    「プログラミングを身につけて時間と場所を選ばずに仕事したい!」
    「IT業界に転職したい!」
    「プログラミングの副業で月5万円ぐらい稼ぎたい!」

    というようなざっくりした感じでいいので、プログラミングを学ぶ目的を決めてからスクールを探しましょう。

    ◆関連記事:プログラミング学習の目標の決め方【わりと適当で問題なし】

    複数のスクールを比較して決める

    プログラミングスクールに入るなら必ず複数のスクールを比較して決めましょう。
    1つのスクールの情報だけで決めると失敗します。

    プログラミングスクールは物件選びと同じです。
    良さそうなものをいくつかピックアップして、しっかり比較して決めましょう。

    料金・受講形態・学べる言語・対応業種・返金保証の有無などは、プログラミングスクールによって本当にまちまちです。
    高いお金を払って後悔しないために、調べるのをめんどくさがらずにしっかり比較しましょう。

    大体のプログラミングスクールには入学前に誰でも受けられる無料カウンセリングがあるので、カウンセリングを3〜4つ受けてから決めるのもありです。

    ◆関連記事:プログラミングスクール徹底比較!【2024年版】(準備中)

    信頼できるスクールを選ぶ

    プログラミングスクールは、広告やネットの情報でどんなに良く見えても、ちゃんと信頼できるスクールを選びましょう。

    「SNSで見つけたけど調べたらホームページがない」
    「最近立ち上げたばかりらしいスクールからDMで入会の勧誘が来た」
    みたいなスクールもし入学検討中なら、なるべくやめておきましょう。

    「永久返金保証!」「最速1ヶ月でエンジニアに!」というような感じで例えどんなに好条件に見えても、実績があるかどうか怪しくて信頼できないならやめておきましょう。

    信頼できるスクールの選び方の例
    • SNSや口コミ投稿サイトで調べる
    • プログラミングに詳しくない人でも「なんか聞いたことある」かどうか

    「有名だから間違いない!」というふうに盲信するのもこれまた違いますが、カモにならないために、「一番信頼できるところで学ぶ」というのは大事です。

    著名なプログラミングスクール

    「プログラミングスクールに入るやつはカモ!」と言ってる人の特徴

    スピーチするイラスト

    「プログラミングスクールに入るやつはカモ!」と言ってる人の特徴は、だいたい以下の感じです。

    • 独学で完璧に身につけた一部の天才が言ってるだけ
    • プログラミングを学んだことがない人が想像で言ってるだけ
    • 「プログラミングスクールよりもこっちの方がいいですよ」という感じで自分の商品を売りたい人が言ってるだけ

    まとめると、「気にしなくていい」ということです。

    前述の通り、プログラミングスクールの存在意義は、プログラミング学習の最大の障壁である「挫折」を回避することなので、「挫折を回避する」というメリットが得られるなら、別にカモではありません。

    また、もしそれでも「高いお金を巻き上げてるんだから、カモと思ってることには変わりないだろ!」と思う人がいたら、それは違います。

    お金を払って買う人=全員カモだとしたら、例えばラーメン屋さんに行く人もカモです。

    ラーメンを食べに来てくれる人は「900円ぐらい払って美味しいラーメンを食べて幸せになってくれるカモ」です。
    ラーメン屋さんの店主からしたら「しめしめ、明日もうちのラーメンを食べに来てせいぜい幸せになってしまえ」という意味ではカモです。

    「お金もらう=カモ・汚い」みたいな考えは、気持ちは分かりますがズレてるので捨てましょう。

    あ〜世の中にはカモっていう意見もあるんだね〜、まあ自分は挫折したくないから入学してちゃんと学ぶけど。カモにならないための注意点とかは後で読んでおこっと

    ぐらいのスタンスでOKです。

    まとめ:挫折しにくい環境を手に入れるためなら別にカモにはならない

    プログラミングスクールのイラスト
    記事のまとめ
    • カモだろうがなんだろうがスクールに入ると「挫折しにくくなる」のはガチ
    • カモにされたと感じる理由は「独学できる内容と変わらなかった」「授業料とカリキュラムが見合ってなかった」「紹介された就職先が微妙だった」の3つ
    • カモになってしまう人の特徴は「とりあえず申し込む人」「スクールに入りさえすれば身につくと思ってる人」「IT業界の知識が全くない人」の3つ
    • カモにならないための方法は「入学する目的を明確にする」「複数のスクールを比較して決める」「信頼できるスクールを選ぶ」の3つ
    • 「プログラミングスクールに入るやつはカモ!」という意見は気にしなくていい

    まず前提として、プログラミングスクールの運営者は、別に入学者たちをカモとは思っていません。
    理由としては、そもそも入学した人たちがちゃんとプログラミングを身につけてくれないと、プログラミングスクールとしての評判が落ちるからです。

    入学者にちゃんとプログラミングを身につけてもらう→スクールの口コミや評判が良くなる→入学者が増える→スクールが儲かる、という順序なので、「高いお金だけ巻き上げてロクに教えてくれないスクール」とかは基本的にありません。

    プログラミングスクールの存在意義は、プログラミング学習の最大の障壁である「挫折」を回避することなので、「挫折を回避する」というメリットを得るために入るなら、別にカモにはなりません。

    「プログラミングを身につけたい」という目的のために、プログラミングスクールに入るのは全然ありです。
    カモにならないために、複数のプログラミングスクールを比較して決めましょう。

    ちなみに僕自身はプログラミングを身につけた結果、肉体労働から解放され、平均よりちょい高めの年収と、時間と場所を選ばない自由な働き方を得ました。

    僕はプログラミングを身につけて割と人生が変わりました。

    時代に合ったスキルが身につくと結構人生が楽になります。
    本記事が何かの参考になれば幸いです。

    今回は以上です。

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