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プログラミングの独学は何から始めたらいい?【まずは目的を決めよう】

2023年10月29日

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勉強するイラスト

記事を読むメリット

  • プログラミング独学の始め方が分かる
  • 他の記事と合わせて読むとプログラミングで稼げるようになる
  • プログラミングを独学しようと思ってるけど、何から始めたらいいのか右も左も分かんない

    最低限用意すればいいツール・勉強の進め方・ゴールとかさえ分かれば、あとは自分で色々調べてやっていきたい

    間違ったやり方で挫折したくないし失敗したくない!

    このような方に向けて、今回はプログラミング独学の始め方を解説します。

    結論:おすすめの順番
    1. ①プログラミングを学ぶ目的を決める
    2. ②勉強したい言語を決める
    3. ③HTML・CSSでプログラミングの基礎をざっくり理解する
    4. ④ ②の勉強したい言語を極める

    僕も1年ほどの独学でプログラミングを身につけ、ア〇〇ビールのWebエンジニアになりました。

    プログラミング知識ゼロの状態からエンジニアになるまでにやったことも交えて解説していきます。

    ◆関連記事:プログラミングを独学して1年で就職した話【未経験でもいけました】

    本記事の目次

    プログラミングの独学は何から始めたらいい?→まずは目的を決めましょう

    山登りのイラスト

    プログラミングの独学でまず一番始めにやるべきことは、初心者にも簡単なプログラミング言語を探すことでも、とりあえずコードを書いてみることでもなく、「学ぶ目的を明確にすること」です。

    プログラミングの挫折率は90%とも言われており、勉強を進めていくと結構な回数の壁がやってきます。

    目的を明確にせずにノリと勢いだけで始めると、壁にぶち当たった時に「あれ、なんでこんなに頑張ってるんだろう…?」という感じで頑張る理由がないことに気づき、モチベーションが続かなくなって普通に挫折します。

    「プログラミングの副業で毎月5万円稼げるようになりたい!」
    「プログラミングスキルを身につけてIT系に転職したい!」
    「カフェで仕事してるノマドワーカーになりたい!」

    こんな感じでいいので、まずはプログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。
    目的が明確なほど、モチベーションも継続します。

    ◆関連記事:プログラミング学習の目標の決め方【わりと適当で問題なし】

    友人は挫折しました

    僕は友人Fくんと一緒にプログラミングの勉強を始め、毎日LINE通話を繋いで2〜3時間は勉強していました。

    友人Fくんは「実際どんな求人があるとかは分からんけど、とりあえずプログラミングを身につければ食うのに困らないっしょ」程度の目標でした。

    現在、Fくんはプログラミングを勉強していません。事務の仕事を続けています。

    対する僕は、エンジニアの求人やクラウドソーシングの案件など、実際に収入増加に繋がるリアルな情報を探し漁り「1年以内にIT系の仕事に転職する」と目標をしっかり決めていました。

    現在、僕はア〇〇ビールのWebエンジニア+Web制作の副業で年収480万円ぐらいになりました。

    独学はあきらめ放題

    高いお金を払ってプログラミングスクールに入れば、挫折しそうな時でも「せっかくお金を払ったのに諦めるなんてもったいない」的な思考で踏みとどまれたりします。

    ですが、独学の場合は書籍や有料講座の数千円ぐらいの出費で学習でき、諦めても失うものがほぼないので簡単に諦められます。

    簡単に諦められる独学で学ぶからこそ、「学ぶ目的を明確にすること」が非常に大切です。

    プログラミング独学の始め方4ステップ

    ステップアップのイラスト
    独学の始め方4ステップ
    1. ステップ①:プログラミングを学ぶ目的(=なりたい理想像)を決める
    2. ステップ②:勉強したい言語を決める
    3. ステップ③:HTML・CSSでプログラミングの基礎をざっくり理解する
    4. ステップ④:②の勉強したい言語を極める

    ステップ①:プログラミングを学ぶ目的(=なりたい理想像)を決める

    まずはプログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。

    プログラミングはあくまで「手段」です。

    友人Fくんのようにプログラミングを身につけること自体」が目的になると、挫折します。

    あれ?結局自分はプログラミングを身につけて何がしたかったんだっけ?なんかこんなに頑張って身につける必要ないかも…

    ↑こんな感じで挫折します。

    プログラミングは「こうなりたい!」という自分の理想像に近づくための手段なので、身につけた先の未来を強くイメージしましょう。

    なりたい理想像があるとモチベーションが落ちません。

    僕の理想像の決め方はこんな感じでした
    • 当時やってた引っ越しとか工場のバイトとかがキツい
    • 夏は暑いし冬は寒いし、このまま肉体労働を続けたくない
    • パソコンを使って快適な環境で仕事したい
    • パソコン1台で生きていくためにプログラミングを身につけたい
    • 時間と場所に縛られず自由に生きたい・お金もいっぱい欲しい【理想像】

    「自由に生きたい」という理想を叶えるために、僕はWeb系の言語を勉強しました。
    ※他の業界と比べると、Web系は比較的ゆるい業界です。

    目的を決めたら、勉強したいプログラミング言語を決めましょう。

    目的の例
    • プログラミングの副業で月5万円稼げるようになりたい!
    • IT業界に転職してお金をいっぱい稼ぎたい!
    • 時間と場所に縛られずに仕事できるようになりたい!
    • 趣味でアプリを作ってみたい!
    • ゲームが好きだから、ゲームを作りたい!

    ◆関連記事:プログラミング学習の目標の決め方【わりと適当で問題なし】

    ステップ②:勉強したい言語を決める

    目的を決めたら、次はその目的を叶えられるプログラミング言語を決めましょう。

    プログラミング言語にも、それぞれ特徴があります。
    目的別のプログラミング言語の一例は以下です。

    目的別プログラミング言語
    • プログラミングの副業で月5万円稼げるようになりたい!→ HTML・CSS・JavaScript・PHPなど
    • IT業界に転職してお金をいっぱい稼ぎたい!→ Python・C・C#・仮想空間系など
    • 時間と場所に縛られずに仕事できるようになりたい!→ JavaScript・PHP・Rubyなど
    • 趣味でアプリを作ってみたい!→ iPhoneアプリはSwift / AndroidアプリはKotlin
    • ゲームが好きだから、ゲームを作りたい!→ C#・C++からのUnreal Engine・Unity

    ◆関連記事:【2024年】主要プログラミング言語12選【年収・将来性で分析】

    ステップ③:HTML・CSSでプログラミングの基礎をざっくり理解する

    勉強する言語が決まったら、まずはHTML・CSSから勉強を始めましょう。

    自分の目的に対してHTML・CSSが関係ない人でも、まずはHTML・CSSから学ぶのがおすすめです。
    HTML・CSSはプログラミングの入門的な言語なので理解しやすく、プログラミングの感覚を掴みやすいからです。

    特にCやC#はプログラミング言語の中でもかなり難しく、初心者がいきなり学ぶのは無謀です。

    「難しい言語からいきなり挑戦→理解できなさすぎてそのまま挫折」という事態を避けるためにも、まずはHTML・CSSから慣らしていくのが良いでしょう。

    どのぐらい学べばいいの?
    • 本で学ぶ場合 → HTML・CSSの本を1冊1週したらOK
    • YouTubeで学ぶ場合 → セイトさんの「世界一わかりやすいHTML講座!」を1周したらOK
    • 有料コンテンツで学ぶ場合ドットインストールの「①Web制作の流れを体験しよう」から「④模写コーディングに挑戦してみよう」までを1周したらOK
    • プログラミングスクールで学ぶ場合 → HTML・CSSを学ぶために入らなくてOK (※)

    ※:HTML・CSSは比較的簡単で独学でもある程度理解できるので、プログラミングスクールに入って学ぶ必要はないです。

    ◆関連記事:プログラミングに必要なパソコンのスペックとは【7~8万円ぐらいの中古でOK】

    ステップ④:②の勉強したい言語を極める

    HTML・CSSでプログラミングの基礎がざっくり理解できたら、②で決めた勉強したい言語をゴリゴリ勉強しましょう。

    言語にもよりますが、学習時間の目安は大体以下の感じです。

    • 入門レベル卒業 → 200〜250時間
    • 現場で通用するエンジニアレベル → 1,000時間
    • 即戦力レベル → 実務経験3年

    ◆関連記事:プログラミング独学におすすめのサイト6選【補足:無料にこだわり過ぎない方が身につきます】

    余談:モチベーションを保つコツ

    余談として、モチベーション落ちかけた時に僕がいつもやっていることをシェアします。

    モチベーションは放っておけば落ちるものなので、適宜回復しましょう。

    • 学ぶ目的を再確認する → 原点に返れる
    • 2〜3日距離を置く → 頭がリフレッシュされる
    • 好きなものを作る → 幸せな気持ちでできる
    • 作ったものを人に見せる → 大体「すげえ!」って言ってくれる
    • 小さくても良いので仕事を受注する → 「稼げた」という実感が最強

    ◆関連記事:プログラミング独学の正しい挫折方法3つ【気楽に挫折しましょう】

    必要なツール・学習のゴール【言語別まとめ】

    ゴールのイラスト

    最初に用意するべきツールと、「ここまで身につけば初心者卒業」というゴールを言語別にまとめました。

    1聞けば10理解できるような飲み込みの早い人は、この情報だけでズンズン進んでいけます。

    基本的には、VS Codeというテキストエディタソフトでコードを書きGoogle Chromeというブラウザで実行内容を確認する、という方法で勉強していきます。

    用意するツールは全て無料です。

    HTML・CSS
    • 用意するツール:VS Code・Google Chrome
    • 学習のゴール:0からWebサイトが作れるようになる

    ◆関連記事:HTML・CSSとは何?【10分の準備で学習スタートできます】

    JavaScript
    • 用意するツール:VS Code・Google Chrome
    • 学習のゴール:パララックスでWebサイトが作れるようになる・簡単なWebアプリが作れるようになる

    →JavaScriptの学習の始め方・進め方(準備中)

    PHP
    • 用意するツール:VS Code・Google Chrome・MAMPXAMPP
    • 学習のゴール:WordPressをカスタマイズできるようになる・簡単な会員制サイトが作れるようになる

    →PHPの学習の始め方・進め方(準備中)

    Python
    • 用意するツール:VS Code・Google Chrome・Python本体Anaconda
    • 学習のゴール:簡単なExcel作業の自動化システムが作れるようになる

    →Pythonの学習の始め方・進め方(準備中)

    Go
    • 用意するツール:VS Code・VS codeをGoに対応させる拡張機能Go本体
    • 学習のゴール:簡単なWebアプリが作れるようになる

    →Goの学習の始め方・進め方(準備中)

    Scala
    • 用意するツール:VS Code・IntelliJ IDEA
    • 学習のゴール:簡単なスマホアプリが作れるようになる

    →Scalaの学習の始め方・進め方(準備中)

    Swift
    • 用意するツール:MacBook(※)・Apple IDXcode
    • 学習のゴール:簡単なiPhoneアプリが作れるようになる

    ※SwiftはiPhoneアプリ開発の言語なのでMacが必須

    →Swiftの学習の始め方・進め方(準備中)

    Kotlin
    • 用意するツール:JDKAndroidStudio Kotlin本体
    • 学習のゴール:簡単なAndroidアプリが作れるようになる

    →Kotlinの学習の始め方・進め方(準備中)

    C言語
    • 用意するツール:用意するツール:VS Code・VS codeをC言語に対応させる拡張機能gccコンパイラ(Macのみ)Xcode(Macのみ)Visual Studio(Windowsのみ)
    • 学習のゴール:「ポインタ」「メモリ」の概念を理解する

    →C言語の学習の始め方・進め方(準備中)

    プログラミングの独学におすすめのサイト【ドットインストールでOK】

    ドットインストール

    プログラミングの独学におすすめのサイトは、ドットインストールでOKです。

    ドットインストールは、初心者向けのプログラミング学習サイトです。
    有料だと1,280円(税込)かかりますが、1本2〜3分の動画でテンポよく進んでいくので効率よく身につきます。

    僕もドットインストールで1年勉強してエンジニアになりました。

    ◆関連記事:ドットインストールの評判は?【1年勉強したらエンジニアになれました】

    ◆関連記事:プログラミング独学におすすめのサイト6選【補足:無料にこだわり過ぎない方が身につきます】

    プログラミングの独学を進めるときの注意点4つ【暗記してはいけない】

    撃沈してるイラスト

    プログラミングの独学を進めるときの注意点を4つまとめました。

    僕が気づかずにやっていて苦労してしまったポイントでもあります。
    これから始める人はぜひ気をつけてください。

    独学を進めるときの注意点4つ

    暗記しようとなくていい

    プログラミング学習で暗記する必要は一切ありません。

    必要なことは経験を積んでいけば勝手にそのうち覚えていくのと、分からないところがあったらその都度ググって解決すればOKだからです。

    実際の現場でも、プログラマーは8時間の勤務するとしたら、そのうちの半分以上の時間は調べ物をしています。
    バリバリコードを書いているのはギュッと凝縮したら多分2時間ぐらいです。

    プログラマーに必要なのは「暗記力」よりも「問題解決能力」です。

    ググれば分かることをわざわざ時間をかけて暗記するのは、プログラマーの世界では非効率な所業です。

    最初から完璧に理解しようとしなくていい

    いきなり1から10まで完璧に理解する必要はありません。

    1つ1つを完璧に理解するよりも、まずはざっくり全体像を理解することが大切です。
    また、その時は理解できなくても、学習を進めていくと別のものと一緒に理解できることがあります。

    「なんとなくこういうことができるのね」程度で理解できればOKです。

    自分でコードを書かずにコピペだけしてはいけない

    解決策をググって出てきた正解のコードをコピペするだけでは身につきません。
    計算ドリルで答えだけ丸写しするのと同じです。

    コピペで再現してみる行為自体は間違ってはないのですが、大事なのはその場しのぎで解決するのではなく、何が間違っていたのかをちゃんと理解することです。

    コピペしたら必ずどこか間違っていたのかを確認しましょう。

    バグから逃げてはいけない

    バグを見て見ぬフリをするとその瞬間は楽ですが、成長しないのでいつか挫折します。

    バグやエラーに出会ったらプログラマーに一番必要な「問題解決能力」を鍛えられるチャンスです。
    「バグ=自分を成長させてくれる幸運の女神」です。

    また、「え?こんな理由で?」みたいなあっけない理由がバグの原因だったりします。

    僕も2ヶ月ぐらいずっと解決しなかったバグの原因がただのスペルミスだったことがあります(嬉しいやら情けないやらで謎の感情になりました)。

    バグから逃げずに向き合って解決しましょう。

    プログラミングの独学を継続させるコツ4つ【気楽にやるべし】

    グッドなイラスト

    プログラミングの独学を継続させるコツをまとめました。

    気楽にやりましょう。

    プログラミング独学を継続させるコツ4つ

    バグに一喜一憂しなくていい

    バグは野球でいうデッドボールみたいな感じです。

    当たれば痛いですが、野球をやっていれば絶対起こります。
    しょうがないことです。

    プログラミングをやっていればバグは必ず起こるので、必要以上に一喜一憂しなくて大丈夫です。

    バグが起きたら普通に解決して、起こらなかったらそのまま普通に進めましょう。

    分からないところは飛ばしてOK

    先ほど「バグから逃げるな」的なことをドラゴン桜ばりに言い切りましたが、分からないところは飛ばしてOKです。

    1つ1つを完璧に理解するよりも、全体像を理解することが大切だからです。
    挫折しそうなら飛ばして次の学習に進みましょう。

    後回しはOK、見て見ぬフリはNGです。

    1日10分でもいいから必ず毎日プログラミングに触れる

    短時間でもいいので、必ず毎日プログラミングに触れましょう。

    「1日練習しないと3日分下手になる」という、ちょっとストイックな名言があります。
    3日分下手になるとまではいきませんが、毎日コツコツ積み重ねられる人は何をしても強いです。

    バグに根気よく向き合わないといけなかったり、プログラマーには根性が必要です。

    「コツコツ根気よく続ける」という習慣を身につけましょう。

    30分動画を見る<<超えられない壁<<5分手を動かす

    プログラミングを身につけるコツは「手を動かす&手を動かす&手を動かす」です。

    運転免許・スポーツ・プログラミングなどの「スキル」を身につけるには実際に手を動かすしかありません。

    僕もそうでしたが、動画を見て完璧に分かった気になっても、実際に手を動かすとマジでチンプンカンプンだったりします。

    やる気0でダラダラと30分動画を見るなら、サクッと5分だけ手を動かした方が成長します。

    プログラミングの独学は何から始めたらいい?:まとめ

    勉強するイラスト

    今回の記事の内容をまとめます。

    独学の始め方4ステップ
    1. ステップ①:プログラミングを学ぶ目的(=なりたい理想像)を決める
    2. ステップ②:勉強したい言語を決める
    3. ステップ③:HTML・CSSでプログラミングの基礎をざっくり理解する
    4. ステップ④:②の勉強したい言語を極める
    独学を進めるときの注意点4つ 独学を継続させるコツ4つ

    プログラミングはまず目的を明確にすることから始めましょう。

    また、プログラミング学習で一番大切なのは、「気楽に始め、気楽に挫折し、気楽に学び直すこと」だと思っています。

    途中で投げ出してOK・途中で他の言語に移ってOKです。

    学習する順番にも決まりはありません。
    スクールじゃないといけない、独学では身につかない、この言語は本で学んだ方がいい…とかもありません。

    考え過ぎずに、自分が一番学びやすい方法で気楽にやりましょう。
    スキルはコツコツ積み重ねれば誰でも絶対に身につきます。

    今回は以上です。

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