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プログラミングの独学は無理ではない【むしろ独学出身の方が強い】

2023年9月19日

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プログラミングのイラスト

記事を読むメリット

  • プログラミングの独学は無理ではない理由が分かる
  • プログラミングを独学でやろうと思ってるけど、調べたら独学じゃ無理って結構書いてあるなあ…ホントなのかな…

    スクールって費用高そうだし出来れば独学でやりたいけど、スクールに通ったほうがいいのかなあ…?

    独学は無理と言われる理由が知りたい!

    このような方に向けて、今回は僕の経験談を交えながら、プログラミングの独学が無理じゃない理由を解説していきます。

    ちなみに僕もプログラミングを独学で学び、学習開始から3ヶ月で10万円の案件を獲得し、1年でWeb制作会社と提携を結びました。

    なので独学でも全然イケます。

    独学から3ヶ月で案件獲得

    初案件の画像

    1年後に業務委託契約

    業務委託の契約概要
    目次

    結論:むしろ独学出身の方が強い

    結論として、独学は全然無理ではありません。

    僕も1年独学してエンジニアになれました。

    理由としては、独学の場合は分からない時に聞ける相手がいなく、自分で調べるしかないため、ググる能力(=問題解決能力)がめちゃくちゃ磨かれるからです。

    全てのコードを覚えたり、絶対にバグらないプログラムを作れる人とかはいないので「分からないところをググって調べて解決する」という行為は、どんなに優秀なプログラマーでも全員必ずやっています。

    独学の場合は「分からないところをググって調べて解決する能力」がめちゃくちゃ磨かれるので、独学出身の方が強いです。

    【ちなみに】僕が独学を選んだ理由

    単純にスクールに入るお金が無かったからです。
    当時借金400万円でした。無理無理カタツムリ。

    入りたいスクールは30万円ぐらいだったので、もしお金があったらスクールに入っていたかもしれません。

    独学が無理じゃない理由3つ

    グッドなイラスト

    独学でもイケる理由は以下の3つです。

    独学が無理じゃない理由3つ

    独学だろうがスクールだろうが勉強内容に変わりはない

    プログラミングにおいて「スクールでしか学べないマル秘情報!」とかはありません。

    独学でもスクールでも覚えることは一緒です。
    必要な情報も、YouTubeや本や有料の学習サイトでいくらでも調べられます。

    「スクールに入った=身に付く」ではない

    スクールに入ったからといってスキルが身につくわけではありません。

    スクールなら教えてくれる人がいたり、課題を出してくれたりして学びやすいですが、あくまで補助輪的な扱いです。
    「勉強する」という本質は変わりません。

    バグは調べれば解決できる

    この世の中において直せないバグはありません。
    必ず何かしらの原因があります。

    時間がかかったとしても調べれば絶対に直せます。
    むしろその調べてる時間が、スクールでは得られない成長の時間になります。

    独学じゃ無理と言われる5つの理由

    落ち込んでるイラスト

    よく「独学じゃ無理」と言われる理由は大体このあたりです。

    僕もこの理由で結構苦戦しました。

    独学じゃ無理と言われる5つの理由

    何から始めればいいか分からない

    どんな言語があるの?
    そもそもどうやって始めるのか?
    どんな性能のパソコン買ったらいい?
    Macの方がいいの?


    など、始める前の段階で分からないことが多いので、結構疲れます。

    ちなみに個人でやるレベルならパソコンはなんでも大丈夫です。
    カフェとかでドヤりたいならMacでいいと思います。

    ◆関連記事:プログラミングの独学は何から始めたらいい?【まずは目的を決めよう】

    変なクセがつきやすい

    教えてくれる人や教科書もないので、基礎が身につきません。
    野球で例えると基礎のバッティングフォームを教わらずに自分で練習する感じですね。

    基礎を教わってないのですごい変なフォームになってのちのち苦労したりします。

    分からないことを質問できる相手がいない

    たぶんこれが一番大きな理由です。

    初心者のうちはバグに詰まりやすく、詳しい人に聞けば30秒で解決できることを、独学の場合は自分で調べないといけないので3日とかかかったりすることもあります。

    そういうのが続くと挫折しやすいので、メンタル弱めの人はスクールがいいかもしれません。

    ただ、これが独学の一番のメリットでもあります(後述します)

    モチベーションを保ちづらい

    エラーの連続で分からないところを聞ける相手もいないと、モチベーションが続きません。

    独学は自分自身でモチベーションを管理しないといけないので、ポジティブお化けじゃないと結構しんどいです。

    いつまで経っても実践に移れない

    ある程度スキルが身に付いたら実際にお仕事を受注するわけですが、その一歩目が結構足踏みします。

    「まだここが分かんないからもうちょっと勉強しよう」みたいな感じでいつまで経っても実践に移れません。

    実践してこそホンモノのスキルが身につくので、お仕事の内容が7割理解できたら受注しちゃってOKなんですが、いつまで経っても仕事を取りに行かないので、稼げる力は持ってるのに「稼げない」と錯覚してしまって挫折します。

    独学の勉強方法【3ステップでOK】

    プログラミングを勉強するイラスト

    独学の勉強方法は別の記事にまとめました。

    3ステップで今すぐ始められます。

    独学のメリット5つ

    在宅ワークのイラスト

    独学じゃ無理と言われる理由を5つ解説しましたが、もちろん独学のメリットもあります。

    大体以下のような感じです。

    独学のメリット5つ

    費用を抑えられる

    独学の場合に本をいっぱい買うのはあまりオススメしません(理由)が、本や有料の動画サイトなどで学んだとしても、高く見積もっても費用は月5,000円ぐらいです。
    プログラミングスクールは大体30万~80万円ぐらいするので相当抑えられますね。

    スクール選びで失敗するリスクがない

    プログラミングスクール選びに失敗すると、結構な大金が飛んでいきます。

    入るまでに色々調べて吟味したのに失敗してお金も無くなったら結構ダメージでかいですよね。

    自分のペースで進められる

    独学ではカリキュラムも宿題もないので、自分のペースで好きな時間に好きな場所で勉強できます。

    気楽に続けられるのは大きなメリットですね。

    独学の方が早く身につく人もいる

    スクールの場合はある程度カリキュラムが決まっているため、決まったペースでしか勉強を進められません。

    独学の場合は理解できたら自分でドンドン突き進んでいけるので、要領の良い人は独学の方が早かったりします。

    自己解決能力が身に付く【一番重要】

    独学ではプログラミングで一番必要な「自己解決能力」が身につきます。

    「プログラマー」と聞くと1日中パソコンをカタカタやっているイメージがあると思いますが、仮に8時間仕事をするとしたら、パソコンをカタカタやっている時間は2時間ぐらいです。

    あとの6時間は手を止めて頭の中でプログラムの構想を練ったり、エラーの原因を探したり、ド忘れしたコードをググったりしてます。

    独学の場合は、分からないことを調べて、自分でエラーを解決する「自己解決能力」がめちゃくちゃ磨かれます。

    どんなに優秀なプログラマーでも「分からないところをググって調べて解決する」という行為は全員必ずやっています。
    独学で始めると、この能力がめちゃくちゃ鍛えられます。

    独学がおすすめな人、スクールがおすすめな人

    プログラミングのイラスト

    独学がおすすめな人と、スクールがおすすめな人をそれぞれまとめてみました。

    独学がおすすめな人

    プログラミングを学ぶ理由が明確な人

    「アプリを作りたい」「ゲームを作りたい」「2年以内に転職したい」など、学ぶ理由が明確だとちょっと壁にぶつかっても簡単に挫折しません。
    モチベーションが落ちにくいので独学でも続きます。

    エラーやバグを自力で解決できる人

    日常的によくGoogle検索をしていたり、調べ物が得意な人は独学が向いているかもしれません。
    自己解決能力もドンドン身につきますしね。

    計画的に学習できる人

    独学の場合はスクールのように日程が決まっているわけではないので、「1日何時間は必ず勉強する」としっかり自分で計画を立てて実行できる人は独学でも問題ないと思います。

    スクールがおすすめな人

    モチベーションが下がりやすい人

    スクールに入ると、講師の方や一緒に学習する仲間がいるので、挫折しそうになった時に励まし合えます。
    スクールはモチベーションが下がりづらいです。

    僕は独学だったので一時期モチベーションがダダ下がりしました。
    2018年のビットコインぐらい下がりました。

    バグを自力で解決できない人

    スクールには講師の方がいらっしゃるので、質問すればなんでも答えてくれます。
    そういうプロに聞ける環境というのはめちゃくちゃ強いです。

    悩んでる時間を減らせるので上達のスピードも早いです。

    コツコツ続けるのが苦手な人

    人の意思は結構弱いので「今日ぐらいいいや」といった感じで1日ぐらいサボります。
    僕もめちゃくちゃサボってました。

    そうするとスキルが身につく時間も当然遅くなって、そのままフェードアウトしたりします。
    せっかく頑張ったのに勿体ないですよね。

    まとめると「学ぶ目的がハッキリしていて自己管理が得意な人」は独学がおすすめで、
    「自分で調べるよりも人に聞いて吸収していくタイプの人」はスクールがおすすめです。

    【実体験】1年独学して年収480万円ぐらいになりました

    先述の通り、お金がなかった僕はスクールに入らず独学でプログラミングを始めました。

    当時はニートで時間だけは無限にあったので、1日平均8時間、多い時は15時間ぐらい勉強しました。

    その後、どこから仕事を貰えばいいか分からなかったので、とりあえずランサーズ(クラウドソージング系のサイトです)に登録して自分ができそうな案件に色々応募しました。

    • 2022年4月:プログラミング独学開始
    • 2022年6月:ランサーズで10万円の案件初獲得
    • 2023年3月:web制作会社と業務提携

    ドットインストール」というプログラミング学習サイトに課金して独学開始。

    ドットインストールの課金履歴

    6月中旬ぐらいにランサーズで案件獲得

    初案件の画像

    翌年3月にweb制作会社と業務提携

    業務委託の契約概要

    あとはたまに知人のご紹介でwebサイトの制作案件を頂いたりしているので、年収は480万円ぐらいです(業務提携から1年経過してないので概算です)。

    プログラミングに出会う前はウーバーイーツで月収10万円だったので年収4倍ぐらいになりました。

    ちなみに当時の家賃は52,000円でした。月10万円でどうやって生活してたんですかね。

    まとめ:独学でもスクールでも大切なこと

    プログラミングのイラスト

    独学は全然無理ではありません。

    独学でもスクールでも、ぶっちゃけどっちでもいいと思っているので「お金をかけたくないなら独学」「お金をかけてもいいならスクール」ぐらいの感覚で大丈夫だと思います。

    プログラミングの挫折率は90%とよく言われているので、独学でもスクールでも、プログラミングで大切なのは「気楽に始めて、気楽に挫折し、気楽に学び直す」ことだと思っています。

    今回は以上です。

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