記事を読むメリット
- プログラミング独学を始めてから稼ぐまでの道のりが分かる
- 独学・未経験でも月10万円稼げるようになる
プログラミングを独学で身につけて稼ぐことってできるの?
稼げるようになるまでに何をしたらいい?どれぐらいかかる?副業レベルで自由にやりたいんだけど…
副業というよりがっつりIT系に転職して年収上げたい!未経験&独学でも採用してもらえるかな?
このような方に向けて今回は、僕の実体験を交えながら、プログラミングを独学して実際に稼ぐまでの道のりを解説していきます。
この記事を書いている僕はプログラミングを独学で身につけ、学習開始から3ヶ月で10万円の案件を獲得し、1年でWeb制作会社に転職して年収480万円ぐらいになりました。
- プログラミングの独学で稼ぐことは可能
- HTML・CSSを3ヶ月~半年ほど勉強すれば月5~10万円は稼げるようになる
- 1年ほど学習しつつ、副業で5~6件ぐらいWeb制作の実績を作れば、業界未経験でもIT系に転職できる
- プログラミング独学で稼ぐ道のり【月10万円稼ぐまでの実体験】
- 稼ぐために必要なスキルとかかる時間【僕は3ヶ月でした】
- 稼ぐために越えないといけない一番高い壁【最初の受注】
- よくある意見①「HTML・CSSじゃ稼げないでしょ?」→でも勉強は必須です
- よくある意見②「独学じゃ稼げないでしょ?」→独学のせいではないです
- まとめ:プログラミング独学で稼ぐ道のり
プログラミング独学で稼ぐ道のり【月10万円稼ぐまでの実体験】
まず結論としてプログラミング独学で稼ぐことは可能です。
僕は独学開始から3ヶ月で月10万円稼ぎました。
稼ぐまでの実体験は以下の感じです。
- ①起業に失敗して病んで引きこもりになる
- ②マナブさんのYouTubeを発見し、見まくる
- ③クラウドワークスでプログラミングの案件を探す
- ④ドットインストールに課金してHTML・CSSを勉強し始める
- ⑤勉強しつつ、応募できそうな案件に勇気を持ってバシバシ応募
- ⑥独学3ヶ月目で10万円の案件を受注【月10万円達成】
- ⑦JavaScript・PHP・WordPressを勉強しつつ、5〜6件ほど実績を積む
- ⑧独学1年でWeb制作会社と業務提携【IT業界に転職達成】
①起業に失敗して病んで引きこもりになる
21歳で代理店事業を起業して24歳で失敗しました。
ニート&メンタルボロボロ&貯金ゼロどころか借金もあったので、病んで実家に逃げました。
半ば引きこもりみたいになり、
「家から出ずに仕事したい!プログラミングとか身につけたら時間と場所を選ばすどこでも仕事できるんじゃない?」
と考え出しました。
②マナブさんのYouTubeを発見し、見まくる
プログラミングのプの字も知らなかったので、とりあえずYouTubeで色々調べることにしました。
調べた結果、元フリーランスエンジニアで年収1,800万円ぐらい稼いでいた「マナブさん」という方のYouTubeを発見しました。
マナブさんは親しみやすい口調で淡々と分かりやすく説明をしてくださるYouTuberさんだったので
「めちゃくちゃ分かりやすいし、この人の考え方とか価値観とか好きかも!」
と思った僕は、マナブさんの100本ほどアップされているプログラミングに関する動画を全部見ました。
当時はニートで時間が無限にあったので、ひたすら見て知識をインプットしました。
③クラウドワークスでプログラミングの案件を探す
マナブさんのYouTubeを見まくったあと、クラウドワークスで実際の案件を探しました。
当時の僕の目標は「プログラミングで月10万円稼ぐこと」だったので、それを達成できそうな案件を探しました。
実際に案件を探してみると、以下のようなことに気づいて、目標ができました。
- 「HTML・CSS・JavaScript・PHPができれば10万円の案件に応募できそう」
- 「HTML・CSSだけだと2〜3万円ぐらいの単価になりそう」
- 「マナブさんのYouTubeだとHTML・CSSが入門的な言語って言ってたな」
- 「よし、まずHTML・CSSを身につけよう!身につけて少しずつ稼ぎながら実績積んで、最終的には10万円の案件に応募できる様になろう!」
④ドットインストールに課金してHTML・CSSを勉強し始める
プログラミングスクールに通うお金は無かったので、独学で勉強することにしました。
本を買おうにも、どんな本を買えばいいのか分からなかったので
「ドットインストール」という動画で学べる学習サイトの有料会員に登録しました(月額1,080円)。
当時は貧乏マインドだったので、月額1,080円払うことにめちゃくちゃ抵抗がありましたが、
「月1,000円ぐらいの必要経費も払えないような人が月10万円稼げるようになれるわけがない」
というマナブさんのYouTube内での発言を思い出し、課金しました。
◆関連記事:ドットインストールの評判は?【1年勉強したらエンジニアになれました】
⑤勉強しつつ、応募できそうな案件に勇気を持ってバシバシ応募
1〜2ヶ月ほど学習して基礎がある程度理解できたころ、今の自分でも応募できそうな案件にクラウドワークスで応募し始めました。
マナブさんのYouTubeを見ていたことで
「素振りだけじゃ野球は上手くならない、とにかく打席に立つべし」
「実践こそが最高の成長ポイント」
というマインドを持つことが出来ていたので、勇気を持って応募することができました。
当時の僕のスキルでは応募できる案件は限られていたので、2日に1件ほどしか応募できませんでした。
それでもちょこちょこ案件が決まり、1~2万円の案件が2件ほど決まりました。
⑥独学3ヶ月目で10万円の案件を受注【月10万円達成】
LP制作をさせて頂いた会社様から、継続のご依頼でホームページのリニューアルの案件を頂きました。
独学3ヶ月目の僕のスキルは以下の感じでした。
- HTML・CSS…ひと通り学習終了。ググらないと分からない部分も沢山あり。
- JavaScript…入門レベル。ググらないと全てが分からない。
- PHP…入門レベル。ググらないと全てが分からない。
- デザインスキル…ハナクソレベル
まとめると「必死に調べながらなんとかWebサイトが作れる。あとデザインセンスはハナクソレベルなので他のサイトの良いところからパクってくる」という感じでした。
⑦JavaScript・PHP・WordPressを勉強しつつ、5~6件ほど実績を積む
徐々に案件が取れる様になってきたので、その調子で応募しつつ、勉強も続けました。
具体的に勉強したことは以下の3つです。
- JavaScriptでWebサイトに色々な動きをつけられる様になること
- PHPでお問い合わせフォームなどの簡単なシステムを作れる様になること
- WordPressなどのCMS(※)を実装できる様になること
できることが増えるにつれ、応募できる案件も増えました。
※CMS…プログラミング言語を使わずにWebサイトの更新や修正ができるシステムのこと。「Webサイト作って欲しい。作ってもらった後はこっちで更新していきたいから、詳しくない人でも更新できるように作って」というような案件の時に必要なスキル。
⑧独学1年でWeb制作会社と業務提携【IT業界に転職達成】
「クラウドワークスでちょこちょこ実績を積むよりも、Web制作会社に就職した方がスキルアップできる」
と思ったので、就職することにしました。
しかし、独学5ヶ月目ぐらいでWeb制作会社の求人に応募したら、実績が足りずに不採用でした。
たまにホームセンターの倉庫でアルバイトして体を動かしながら、勉強を続け、案件も少しずつこなしつつ、独学開始から1年たった頃に求人に応募したら、採用(※)されました。
▼詳しくはこちらの記事にまとめました
プログラミングを独学して1年でWeb制作会社に就職した話【フルリモート&定時7時間】
※正確には業務提携なので、採用や転職とは微妙に違うかもしれません。最初は正社員として採用頂く予定でしたが、税金の面や自分の今後のキャリア的に業務提携の方がメリットがあるので、業務提携にしてもらいました。
稼ぐために必要なスキルとかかる時間【僕は3ヶ月でした】
稼ぐために必要なスキルとかかる時間は以下の感じです。
僕の実体験での話なので、人によってはもっと早いor遅いがあるかもしれません。
- 必要なスキル…HTML・CSS
- かかる時間…2ヶ月ぐらい
- 必要なスキル…HTML・CSS ・JavaScript・PHP
- かかる時間…3ヶ月~半年ぐらい
- 必要なスキル…月10万円のスキル+コミュ力(※)
- かかる時間…1年ぐらい
※ここでいう「コミュ力」とは、社交性とは別物です。→詳しくはこちら
稼ぐために越えないといけない一番高い壁【最初の受注】
プログラミングで稼ぐために超えないといけない壁は
ズバリ「最初の受注」です。
「失敗したらどうしよう」という不安がある&案件の内容が理解できないので、
せっかくスキルが身についても案件に応募できずに足踏みします。
僕も一番最初の案件は死ぬほど不安でめちゃくちゃ緊張しました。
解決方法は以下の通りです。
- 案件の内容が6〜7割ほど理解できたら勇気を持って応募する
案件の内容が6〜7割ほど理解できたらスキル的には十分です。
自信を持って応募してOKです。
僕も6~7割ほど内容が理解できた案件は片っ端から応募しました。
勇気を出して応募しないと、以下の最悪の末路を辿ります。
- ①「もうちょっと勉強してから応募しよう」という思考から抜け出せない
- ②いつまで経っても案件に応募できない
- ③案件に応募しない=案件が獲得できない=稼げない
- ④「頑張って勉強してるのに稼げない」という状態になる
- ⑤疲れる
- ⑥挫折
案件の内容が6〜7割ほど理解できたら応募してOKです。
割と普通にできます。
よくある意見①「HTML・CSSじゃ稼げないでしょ?」→でも勉強は必須です
よくある意見その① として
「HTML・CSSじゃ稼げないでしょ?」というHTML・CSSディスりがあります。
これに対しては半分同意・半分反対です。
結論と理由は以下の通りです。
- HTML・CSSだけ極めても稼げる様にはならないが、プログラミングで稼いでいくためには必須のスキル
- HTML・CSSは勉強するべきだが、必要以上に時間をかけるべきではない(3ヶ月~半年ぐらいで十分)
- HTML・CSSはプログラミングの基礎の言語だから
基礎の言語なので、HTML・CSSだけでは稼げませんが、逆にHTML・CSSができない人は稼げません。
稼げる言語を学んでいくために、HTML・CSSで基礎を理解することが重要です。
また、HTML・CSSだけでも、しっかり仕事が取れれば月5万円ぐらいなら稼げます。
それ以上稼いでいくためには、JavaScriptやPHPの勉強が必要です。
▼詳しくはこちらの記事にまとめました
プログラミングの副業で月5万稼ぐ方法【独学3ヶ月で達成しました】
よくある意見②「独学じゃ稼げないでしょ?」→独学のせいではないです
よくある意見その②として
「独学じゃ稼げないでしょ?」という独学ディスりがあります。
これに対しては1割同意・9割反対です。
結論と理由は以下の通りです。
- 別に独学のせいではない
- プログラミングで稼ぐためには「勉強」と「案件獲得」の2つが必要。これをやらなければ、独学だろうがプログラミングスクールだろうが稼げない。
「独学だから稼げない」「プログラミングスクールの方が稼げる」といった類の話は不毛です。
「勉強」と「案件獲得」という、やるべきことをやれば稼げますし、やらなければ稼げません。
僕もお金が無かったのでスクールに入らずに独学で始めましたが、やるべきことをコツコツやったので、月10万円も転職も両方達成しました。
ただし、挫折しにくいのはプログラミングスクール
プログラミングスクールのメリットとしては「挫折しにくい」というのがあります。
挫折しにくい理由としては「質問できる人がいる」「高いお金を払って入学したので簡単に諦めない」という2つです。
デメリットとしては「高い」「失敗した時のダメージが大きめ」の2つです。
◆関連記事:プログラミングスクールに入るメリットとデメリット【ぶっちゃけどっちでもいい】
まとめ:プログラミング独学で稼ぐ道のり
記事のまとめ- 独学で稼ぐまでの実体験はこんな感じ
- 月10万円稼ぐために必要なスキルは「HTML・CSS ・JavaScript・PHP」かかる時間は「3ヶ月〜半年ぐらい」
- 転職するために必要なスキルは「月10万円のスキル+コミュ力」かかる時間は「1年ぐらい」
- 稼ぐために越えないといけない一番高い壁は「最初の受注」
- 解決方法は「案件の内容が6〜7割ほど理解できたら勇気を持って応募する」こと
- 「HTML・CSSじゃ稼げないでしょ?」→HTML・CSSだけ極めても稼げる様にはならないが、プログラミングで稼いでいくためには必須のスキル
- 「独学じゃ稼げないでしょ?」→別に独学のせいではない
プログラミングは独学でも稼げます。
稼ぐためのコツは、やるべきことをコツコツ継続することです。
ある程度スキルが身に付いたら、必要以上に不安に思わず、どんどん案件に応募しましょう。
何事も一番最初が一番不安です。
実績さえ積んでいければ、どんどん稼ぎやすくなります。
コツコツ継続し、コツコツ実績を積んでいきましょう。
今回は以上です。
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