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未経験でプログラマーになるのはきつい?【1年独学して就職したが割と快適です】

2024年1月7日

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プログラミングのイラスト

記事を読むメリット

  • 未経験プログラマーのリアルな実態が分かる
  • 未経験でプログラマーを目指すうえでの不安が消える
  • 未経験でプログラマーってなれる?きつくない?

    未経験だと仕事についていけなくて職場で孤立したりしない?大丈夫?

    未経験だと目指すのもきつい&なっても仕事についていけなくてきつい、とか最悪のパターンにならない?

    このような方に向けて今回は、未経験プログラマーの実態を解説します。

    この記事を書いている僕は、プログラミングを1年独学して実務経験なしでプログラマーになり、現在はア〇〇ビールのWebエンジニアをやっています。

    結論
    • 未経験でも普通にプログラマーになれる
    • 入社していきなりハイレベルな仕事を任されたりはしない。スキルレベルに合ってない仕事を任されてコキ使われるとしたら、そもそもそれは会社の労働環境に問題がある
    • 未経験者はいい意味でスキルに期待されていないので、スキルが低いことに負い目を感じなくて大丈夫。その代わりプログラミングスキル以外の人間性やコミュ力などを磨くべし

    僕の実体験を交えて解説します。

    目次

    未経験のプログラマーはきつい?【1年独学して就職したが割と快適です】

    業務委託の契約概要

    結論として、未経験で1年独学して就職(※)してみましたが割と快適です。

    働き方としては「完全テレワーク」「定時7時間」「残業は月30時間ぐらい」「お昼休みは長めに取ってもOK」という感じです。

    完全テレワークで通勤の時間が無く、勤務時間も短めなので、自由に使える時間が多くて快適です。
    週3でジム行ってます。副業する時間もあります。

    未経験者は良い意味でプログラミングスキルに期待されていないので、分からないことが多くても怒られたりしません。
    仕事に置いていかれることもありません。


    後述しますが、未経験者はプログラミングスキル以外の強みを磨きましょう。

    ちなみに僕もそうですが、未経験者はまずWeb系のプログラマーを目指すのがオススメです。
    理由は、Web業界は比較的ゆるいので残業少なめ&初心者向けの言語なので未経験でも採用されやすいからです。

    ◆関連記事:初心者におすすめのプログラミング言語5選【年収・難易度・将来性で判定】

    ※厳密にいうと僕は正社員ではなく業務委託です。最初は正社員で内定を頂きましたが、節税したかったので業務委託契約に変更して貰いました。対応して頂いた会社様に感謝です。

    未経験でプログラマーになってみた感想【未経験でも普通になれる】

    プログラミングのイラスト

    未経験でプログラマーになってみた感想はこんな感じです。

    目次

    未経験でも普通になれる

    未経験者OKの求人も沢山あるので、未経験でも普通になれます。

    プログラミングを1年独学し、クラウドワークスで実績を7〜8件積んだら就職できました。

    「未経験じゃなれない!」みたいな意見もたまに聞きますが、謎です。
    誰でも最初は未経験からスタートするので、「未経験者じゃなれない」という意見が正しいならこの世の全員がプログラマーになれません。

    中には「未経験者NG」みたいな求人もあるので、そこは応募しないようにしましょう。

    ただ、「未経験者歓迎!」と求人に書いてあるのに、「未経験です!」と面接時に言うと明らかに嫌な顔をされる謎のイベントもあります。
    そういう、筋が通っていない求人を出す会社は紛れもないブラック企業なので、こっちから願い下げしておきましょう。

    いきなりハイレベルな仕事を任されたりはしない

    「未経験者」というのを知って採用してもらってるので、いきなりハイレベルな仕事を任されたりはしませんでした。

    未経験で就職したので、初めての実務経験に慣れずに困惑する時が何回かありましたが、それはしょうがないことだと割り切りました。

    プログラミングに限った話ではなく、初めてアルバイトした時でも慣れずに困惑したので、それと同じことだと理解しました。

    初めてのことは困惑して当たり前で、先輩エンジニアさんもそこは理解してくれているので、置いてけぼりにはされませんでした。

    勉強を怠ってはいけない

    初めて実務経験をしてみると、新しい気づきや知識にドンドン出会います。

    ちゃんとした実務経験を積んでキャリアアップするため、もしくは仕事に早く慣れるために、勉強は必ずするべきだと実感しました。
    勉強を怠ると、実務経験を積んでも何も身につかない&仕事が全然覚えられなくて会社にいづらくなる、という事態が起こると予想できました。

    勉強を怠ると自分自身がツラくなるので、勉強するようにしました。

    未経験のプログラマーはきついと言われるワケ3つ【仕事についていけない】

    プログラミングで悩むイラスト

    未経験のプログラマーはきついと言われるワケは以下の感じです。

    結構誤解も多く、プログラマーだからというよりは企業の労働環境が原因なものが多いです。

    未経験のプログラマーはきついと言われるワケ

    仕事についていけない

    仕事についていけない、ということは無いです。

    前述しましたが、「未経験」というのを知って採用してもらってるので、ちゃんと色々教えてくれます。
    未経験なので現場に投入されても使い物にならず、先輩エンジニアたちも忙しくて中々教えてくれない…みたいな事態は基本起こりません。

    起こるとしたら、それは未経験とかプログラマーとか関係なく、単純にブラック企業です。すぐ辞めましょう。

    残業が多い

    どんな職種にも繁忙期というものがあるので、繁忙期は残業が増えます。

    ですが、暇な時期は定時で帰れます。
    プログラマーは特別に残業の多い職種というわけではありません。それなりです。

    繰り返しになりますが、もし異常に残業が多かったらそれは単純にブラック企業です。すぐ辞めましょう。

    プログラマーの繁忙期の例
    • 月末・月初・年末・年度末などの区切りの良いタイミング

    そもそも採用されない

    そもそも採用されないのだとしたら、それは単純な力不足か、企業が求める人物像にマッチしてないだけです。

    未経験者はいい意味でスキルに期待されていません。
    「未経験」ということを知って貰って求人に応募しているので、「未経験だから落ちた」「スキルが微妙だったから落ちた」というような事態はあまり起こりません。

    未経験者に期待されるのは「プログラミングスキル以外の強み」です。

    プログラミングスキル以外の強みの例
    • 人間性…明るさ・元気さ・誠実さ・ひたむきさ
    • 想像力…「もしかしたらバグの原因はアレかも?」などと想像できる力
    • コミュ力…社交性とは別物。必要な情報を正しく伝える力

    未経験のプログラマーに求められるもの【コミュニケーション能力】

    教えてもらうイラスト

    前述の通り、未経験者はいい意味でスキルに期待されていません。

    未経験のプログラマーに一番求められるものは「コミュニケーション能力」です。

    プログラミングは基本的にチームで行います。
    1週間に4〜5回ミーティングがあったり、チームリーダーに進捗を報告したり、お客さんにプログラムの仕様を説明したりする機会があります。

    そういった場面で、コミュ力が必要になります。

    ちなみに「コミュ力」と「社交性」は別物です。

    • 社交性…「うぇーい!先輩最近調子どっスか?」みたいな人付き合いに特化した会話能力
    • コミュ力…こまめな報連相・問題点・解決策・現在の状況など、伝えるべき情報を正しく伝える能力

    プログラミングスキルがそこそこでも、コミュ力が高いと即採用されたりします。

    僕の面接担当だった人に後日話を聞いたところ、僕の採用理由は面接時のコミュ力の高さだったそうです。

    コミュ力の高いプログラマーは貴重です。

    未経験でプログラマーを目指すメリット3つ【素人でも成り上がれる】

    ランクアップするイラスト

    未経験でプログラマーを目指すメリットは以下の3つです。

    お金以外にも色々手に入ります。

    未経験でプログラマーを目指すメリット

    スキルなし・学歴なしでも成り上がれる

    プログラミングは実力主義の業界です。

    僕はプログラミングを身につける前はスキルなし・学歴なし・社交性なし・年収100万円のフリーターでしたが、
    プログラミングを身につけてから副業も合わせて年収480万円ぐらいになりました。

    プログラミング業界はスキルさえあれば若いうちからでもドンドン年収を上げていけます。

    目安として、2024年現在で最も人気のある言語の1つである「Python」という言語で3〜4年実務経験を積めば、未経験から年収700〜800万円は目指せます。

    ちなみに僕の知り合いの知り合いにLINEのエンジニアがいて、その人は年収3,000万円ぐらい稼いでいるそうです。
    特別いい大学を出たりしているわけではありませんでした。なかなか夢がありますよね。

    プログラミングはスキルさえ身につければ、誰でも成り上がれます。

    論理的思考力が身につく

    論理的思考力とは「必要な情報が誤解なく伝わるように、情報を整理する能力」です。

    プログラミングには論理的思考力が必要です。

    理由としては、コンピューターに曖昧な指示はできず、細かく正確な命令を与えなければ機能しないからです。
    プログラミングを組むには「こうすれば、こうなる」「こうだから、こうなる」と筋道の立てた根拠のある思考が必要です。

    プログラミングを仕事にすると論理的思考力が身につきます。
    論理的思考力が出来るようになると、私生活や日頃の人間関係でも非常に役立ちます。

    ◆関連記事:プログラミングに必要な論理的思考とは?鍛え方は?【身につけたら人生イージーモードでした】

    自由な働き方ができる

    僕は完全テレワークで、服装や髪型に縛られず自由に仕事をしています。

    めんどくさいので外に出ていませんが、カフェとかでも仕事できます。

    また、プログラマーという職種は、しっかり実務経験を積んで独立すれば、フリーランスになれます。

    「パソコン1台あれば仕事ができる」
    「フリーランスとして個人で仕事を請け負える」
    という理由から、プログラミングを身につけると自由な働き方ができます。

    僕は以前、自動車工場に勤めていたことがありますが、
    「工場に行かないと仕事ができないので時間も場所も縛られる」
    「個人じゃ仕事を請け負えない」
    という理由から、工場の仕事を続けても自由になれないので辞めました。

    「フリーランス工場勤務マン」とかは存在しませんが、「フリーランスエンジニア」は存在するので、プログラミングを身につけると自由な働き方が出来ます。

    ◆関連記事:ノマドを目指す人の為のプログラミング学習手順【3ヶ月で身につく】

    未経験プログラマーがやってはいけないこと3つ【経歴を盛ること】

    リモートワークのイラスト

    未経験プログラマーがやってはいけないことは以下の3つです。
    気をつけましょう。

    未経験プログラマーがやってはいけないこと

    経歴を盛ること

    面接時などに「少しでも採用されやすくしたい!」といった理由で、スキルや経歴を盛るのはやめましょう。

    また、就業後も「使えないヤツだと思われたくない!」といった理由で、無理して「出来ます!」と言うのはやめましょう。

    経歴を盛ってウソをついてもスキルが見合ってないので絶対バレるのと、
    実際にスキルに見合ってないハイレベルな仕事を任されて困るのは自分です。

    チームの人間関係にも影響します。
    「あいつは未経験でスキルは半人前だし、しかもウソついてごまかすヤツ」とか思われたらもう最悪です。

    スキルや経歴が無いのはしょうがないですが、誠実さや一生懸命さは自分次第で作れるので、正々堂々といきましょう。

    必要以上に自分を安売りすること

    未経験だと自分のスキルが果たしてどのレベルまで通用するのか分からなく、自分のスキルに自信がないので、自分を安売りしがちです。

    クラウドワークスで低単価の案件を受注するのが当たり前になったり、微妙な条件の求人に応募して「こんな未経験の自分を使ってくれるなら、なんでもやります!」と言ってみたり、必要以上に安売りするのは辞めましょう。

    僕も一番最初に内定を貰った企業は「時給1,000円」でした。

    「未経験だからこれぐらいが妥当なのかな??」と一瞬思いましたが、やっぱり安すぎたので内定辞退しました。
    今は時給2,000円ぐらいです。


    いろいろな求人をちゃんと探してみると、未経験でも高待遇の仕事は沢山あります。

    「未経験」ということに必要以上に負い目を感じなくて大丈夫です。

    色んな言語に手を出すこと

    不安だからといってあれもこれも色んなプログラミング言語を学ぶのは辞めましょう。

    広く浅くできるよりも、狭く深くできるその道のプロフェッショナルの人がプログラミングの現場では重宝されます。

    プログラミングは基本的にチームで行いますが、「JavaScriotが得意な人」「PHPが得意な人」「Pythonが得意な人」といったように、それぞれ得意ジャンルが分かれています。
    「広く浅くなんでもできる人」というのは言い換えれば「全部中途半端な人」なので、プログラミングの現場ではあまり需要がありません。

    また、個人差はありますが、1つの言語を実務レベルまで身につけるのに3ヶ月〜半年ほどかかるので、目的を決めずにやたらと手を出すと時間だけが過ぎ去ります。

    プログラミング言語は「Web系」「システム系」「インフラ系」など、大まかなジャンルに分かれているので、ジャンルを絞って学んでいきましょう。

    ◆関連記事:【2024年】主要プログラミング言語12選【年収・将来性で分析】

    まとめ:未経験でも普通にプログラマーになれるし特別きついわけでもない

    プログラミングのイラスト
    記事のまとめ
    • 未経験でプログラミングを1年独学して就職してみたが割と快適
    • 未経験者はいい意味でスキルに期待されていないので、プログラミングスキルより「コミュニケーション能力」を磨いて勝負すべし
    • 未経験でプログラマーになってみた感想は「未経験でも普通になれる」「いきなりハイレベルな仕事を任されたりはしない」「勉強を怠ってはいけない」の3つ
    • 未経験のプログラマーはきついと言われるワケは「仕事についていけない」「残業が多い」「そもそも採用されない」の3つ
    • 未経験でプログラマーを目指すメリットは「スキルなし・学歴なしでも成り上がれる」「論理的思考力が身につく」「自由な働き方ができる」の3つ
    • 未経験プログラマーがやってはいけないことは「経歴を盛ること」「必要以上に自分を安売りすること」「色んな言語に手を出すこと」の3つ

    未経験でも普通にプログラマーになれますし、仕事に置いていかれることもありません。

    また、プログラマーという仕事が特別きついわけでもありません。
    どんな仕事でもきつい時はきついです。


    「未経験だときつい」という意見もありますが、それはなんでもそうです。
    慣れるまでが一番大変なのは、どの仕事でも一緒です。


    ただし、プログラマーは給与の高い仕事で将来性もあるので、頑張る価値がある職種です。

    未経験でプログラマーになった僕の個人的な意見として、何かの参考になれば幸いです。

    今回は以上です。

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