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Googleの「15分ルール」とは?実践すると優秀な部下になれる

2024年5月6日

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Googleの15分ルールとは
  1. ①:最初の15分は自分自身で解決を試みる
  2. ②:15分後も解決していなかったら必ず人に聞く
  3. ①を守らないと他人の時間を無駄にし、②を守らないと自分の時間を無駄にする
  4. 以上

Googleが採用してる「15分ルール」っていうのがあるんでしょ?なにそれ?Googleがやってるってことはなんか有益そうじゃん

よく上司や先輩から「仕事の進め方が悪い」って言われるなあ…

このような方に向けて今回は、
Googleの人工知能チームが採用している「15分ルール」を解説します。

「15分ルール」は、プログラマーが仕事で分からなくなった時に有効なルールですが、プログラマーだけではなく全ての仕事で活かせる、とても本質的なルールです。

このルールを実践すると無駄に悩む時間が減り、問題解決能力が向上します。
効率よく物事に取り組めるようになって仕事の進め方が上手くなるので、優秀な部下になれます。

僕も普段はア〇〇ビールのエンジニアとして仕事をしていますが、15分ルールを実践するようにしてからチームメンバーや先輩との意思疎通が円滑になりました。

目次

15分ルールとは?【Googleチームのツイートを和訳】

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Google Brain Teams(人工知能研究部門)の一員であるRachel Thomas氏の投稿です。

和訳は以下です。

  1. ①:最初の15分は自分自身で解決を試みる
  2. ②:15分後も解決していなかったら必ず人に聞く
  3. ①を守らないと他人の時間を無駄にし、②を守らないと自分の時間を無駄にする

他人の時間と自分の時間を無駄にしないために、「まずは自分で考えて、それでもわからないなら質問しようぜ」というルールです。

このルールを守るとタイムマネジメント力がつき、生産性が爆上がりします。

実践すると優秀な部下になれます

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15分ルールを実施すると、優秀な部下になれます。

①最初の15分は自分自身で解決を試みる

①を守ると、むやみやたらに上司や先輩の時間を奪うことがなくなります。

何か問題が起きた時に自力で解決する問題解決能力も向上するので、自分自身のスキルも高まります。

まず自分で15分調べるようにすると、自分である程度トラブルの内容を理解できてから質問できるので、質問した時に「質問の意味が分からない」と言われることも減ります。

②15分後も解決していなかったら必ず人に聞く

②を守ると、自分1人では解決できない本当に必要な場面で上司や先輩を頼ることができます。

「おお、確かにこの問題はキミ1人じゃ解決できない。よくぞ聞いてくれたね」と評価されます。

逆に自分が15分頑張れば解決できることを質問すると、「まず自分で調べてから質問してくれ」と評価が落ちます。

15分ルールを実施するとなれる優秀な部下像
  • 大体自力で解決してくれる有能
  • 本当に必要な場面で頼ってくれる
  • 質問の内容が分かりやすい
  • 自分の時間も他人の時間も無駄せずタイムマネジメント力が高い

15分ルールを守ると、「まずは自分で考えて解決しようとしてくれるし、どうしても解決できなかった本当に必要な場面で質問してくれる。しかも大体自分で解決してくれる」という優秀な部下になれます。

15分ルールを実施するメリット3つ

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15分ルールを実施するメリットは以下の3つです。

会社などの組織で仕事している人だけでなく、フリーランスとして個人で仕事している人も活かせます。

15分ルールを実施するメリット3つ

問題解決能力が上がる

まず自分で解決しようとする癖がつくので、問題解決能力が上がります。

「すぐ答えを教えてもらう」のと「自分で考えてやってみる」のとでは、明らかに後者の方が学習定着率が高いです。

「分からないこと=自分を成長させるチャンス」だと思い、まず15分は自力で解決できるように試行錯誤してみましょう。

問題解決能力が上がれば、15分も悩まずに数分で解決できるようになるかもしれません。

タイムマネジメント力がつく

「まず自分で解決する」
「いくら悩んでもダメだったらすぐ相談する」

ということを徹底すれば、自分の時間も他人の時間も無駄にしないようになり、タイムマネジメント力がつきます。

タイムマネジメント力がつくと生産性が爆上がりし、残業とかも減ります。

また、締め切りが明確になるとモチベーションや集中力が上がります。

「いくら分からなくても15分後には相談していい」と思えれば、怖いものなしで作業できます。
集中力が上がるので、割と自力で解決できたりします。

メンタル衛生上良い

分からないことを抱え込まなくなるので、メンタル衛生上も好影響です。

自力で解決できないことを1人で抱え込むのは結構しんどいです。

大体の場合、いくら1人で抱えても解決できないので、「抱え込む→解決できない→ますます抱え込む」という詰みループに陥ります。

「分からなかったら必ず聞く」ということを守れば、メンタル衛生上も良いです。

優秀な部下が上司に質問する時に意識している5つのポイント【例文あり】

教えてもらうイラスト

優秀な人が上司に質問する時に伝えているポイントを5つ紹介します。

このポイントさえ押さえれば大体伝わります。

優秀な人が上司に質問する時に伝えているポイント5つ
  1. ①何をしたいのか
  2. ②今どういう状況なのか
  3. ③どんなことを試したのか
  4. ④その結果どうなったのか
  5. ⑤何を教えて欲しいのか

以下、例文で解説します。

「エクセルで男女の人数を集計する方法が分からない」という状況の設定です。

優秀な人の質問の例文

先輩お疲れさまです!今お時間いいですか?
今、この前実施したアンケートの回答者をエクセルでまとめています。
回答者を年齢・住所・男女別でそれぞれ集計したいんですが、それがちょっと上手くいかないので教えてください。

アンケート回答者の情報は入力し終わったんですが、男女別で集計するための関数が上手く反映されないです。
年齢と住所は上手く集計できたんですが……

ちょっと自分で色々調べてみて、「AVERAGE」と「SUM」という関数を使ってみたんですが、全然集計できなくて、セルにエラーマークが表示されます……

男女別の人数を集計できる関数を教えてください!

細かく解説していきます。

①何をしたいのか

先輩お疲れさまです!今お時間いいですか?
今、この前実施したアンケートの回答者をエクセルでまとめています。
回答者を年齢・住所・男女別でそれぞれ集計したいんですが、それがちょっと上手くいかないので教えてください。

「回答者を年齢・住所・男女別でそれぞれ集計できるようにしたい」というのを伝えています。

②今どういう状況なのか

アンケート回答者の情報は入力し終わったんですが、男女別で集計するための関数が上手く反映されないです。
年齢と住所は上手く集計できたんですが…

「情報の入力は終わっていて年齢と住所の集計は問題ないが、男女別の集計のみ関数が上手くいっていない状況だ」ということを伝えています。

③どんなことを試したのか

ちょっと自分で色々調べてみて、「AVERAGE」と「SUM」という関数を使ってみたんですが、

④その結果どうなったのか

全然集計できなくて、セルにエラーマークが表示されます……

→自分が15分で試行錯誤した内容と結果も伝えましょう。

⑤何を教えて欲しいのか

男女別の人数を集計できる関数を教えてください!

「何について教えて欲しいのか」をちゃんと言葉で伝えましょう。

ここまで説明して質問すれば、男女別の集計のために「COUNTIFS関数」というものが必要ということを教えてくれます。

質問下手な人が上司から言われがちなこと
  • 「質問の意味が分からない」→①と⑤が足りていない
  • 「今はどういう状況なの?」→②が足りていない

上記の5つのポイントさえ押さえれば、「質問が分かりづらい」と言われることは減ります。

こうやって文章にしてみると当たり前すぎてむしろ分かりづらいかもですが、自分で喋ってみると意外とできてないです。

◆関連記事:プログラミングに必要な論理的思考とは?【身につけたら人生イージーモードになりました】

まとめ:15分ルールは新人もベテランも使える

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記事のまとめ
  • 15分ルール①:最初の15分は自分自身で解決を試みる
  • 15分ルール②:15分後も解決していなかったら必ず人に聞く
  • ①を守らないと他人の時間を無駄にし、②を守らないと自分の時間を無駄にする
  • 実践すると優秀な部下になれる
  • 15分ルールを実施するメリットは「問題解決能力が上がる」「タイムマネジメント力がつく」「メンタル衛生上良い」の3つ
  • 優秀な人が質問する時に伝えているポイント5つはこんな感じ
15分ルールの内容要約
  • 何か分からないことがあったらまず15分は自分で考えるべし。調べもしないですぐ人に聞くな。うざい。
  • 15分考えても解決しなかったら人に相談するべし。そのまま悩み続けても自分じゃ解決できないから誰かに助けてもらいなさい。

「15分ルール」は新人もベテランも使えます。

タイムマネジメントが上手くなり、生産性が向上するので意識して実践すると吉です。

今回は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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