記事を読むメリット
- AI開発に使われているプログラミング言語が分かる
- プログラミング未経験からAI開発者を目指す方法が分かる
- AI業界に転職してキャリアアップする方法が分かる
AIを作るために必要なプログラミング言語が知りたい!
AIの分野って今伸びてるし、参入したら稼げそう!
時代に合った働き方をしたい。時代に取り残されたくない!
このような方に向けて今回は、AI開発に使われるプログラミング言語を解説します。
この記事を書いている僕は、ア〇〇ビールの現役Webエンジニアです。
社内でも少しずつAIを業務に取り入れる話が出てきました。
- AI開発に使われる言語は「Python」「JavaScript」「R」「C++」「Julia」
- 未経験者におすすめの言語は「Python」
- 既にプログラマーの人におすすめの言語は「Python」「C++」
- AI言語の勉強方法は「ドットインストール」でOK
- AI開発に使われるプログラミング言語5選【Pythonが一番良い】
- 未経験者におすすめの言語【Python】
- 既にプログラマーの人におすすめの言語【Python・C++】
- AI言語の勉強方法【ドットインストールでOK】
- AI開発に使われる言語と学習方法まとめ
AI開発に使われるプログラミング言語5選【Pythonが一番良い】
AI開発に使われる主な言語は以下の5つです。
順番に解説していきます。
Python
- 読み :パイソン
- 難しさ:★★★☆☆
- 需要 :★★★★★
- 求人最高月収:145万円
- 求人最低月収:30万円
- 求人平均月収:73.5万円
- 特徴:ソースコードが見やすく初心者から熟練者まで人気
※月収データはエンジニア向け求人サイトのレバテックを参考にしました(2023年10月現在)。平均月収については、給与順に並べ替えた時の「最上位10件と最下位10件の合計20件」から算出しました。
AI開発分野において、いま最もトレンドの言語です。
文法もシンプルで理解しやすいので、プログラミング未経験者でも300時間ぐらいで基礎が身につきます。
人気のため色々な現場で使われる=高需要なので将来性もあります。
2024年現在、AI開発はほぼPython一択の状況です。
→Pythonについてはこちらの記事にまとめました(準備中)
Julia
- 読み :ジュリア
- 難しさ:★★☆☆☆
- 需要 :★★★★☆
- 求人最高月収:レバテック掲載無し
- 求人最低月収:レバテック掲載無し
- 求人平均月収:レバテック掲載無し
- 特徴:2012年に登場したばかりの新しい言語
C++とPythonのいいとこ取りで開発された新しい言語です。
シンプルな文法なので理解しやすく、数値計算やデータ分析が得意な言語です。
新しすぎてJuliaを用いた案件が少ない&学習環境が整っていないというデメリットがありますが、習得難易度が低いのにも関わらず、できることが多いので、非常に将来性のある言語です。
JavaScript
- 読み :ジャバスクリプト
- 難しさ:★★★☆☆
- 需要 :★★★★☆
- 求人最高月収:120万円
- 求人最低月収:30万円
- 求人平均月収:66.5万円
- 特徴:汎用性が高く、特にWeb系と相性がいい
ひと昔前はアプリ・ゲーム・WebサイトなどあらゆるものがJavaScriptで作られており、非常の汎用性の高い言語でした。
2024年現在もその汎用性を活かし、AI開発の現場でよく使われています。
元々Web系の開発が得意な言語なので、ランプの魔人のようなWebサイトで動作するようなコンテンツの開発と相性がいいです。
→JavaScriptについてはこちらの記事にまとめました(準備中)
R
- 読み :アール
- 難しさ:★★★★★
- 需要 :★★★★☆
- 求人最高月収:95万円
- 求人最低月収:30万円
- 求人平均月収:75万円
- 特徴:統計学やデータ解析などが得意
主に統計学の分野で使われている言語です。
データ処理や情報解析など、とにかく大量のデータを扱うことが得意な言語です。
AI開発などの機械学習は大量のデータを扱う必要があるため、必ずRの出番があります。
プログラミング言語としては中級レベルですが、前提として統計学の知識が必要になるので、習得難易度は高めです。
C++
- 読み :シープラスプラス・シープラプラ
- 難しさ:★★★★★
- 需要 :★★★★★
- 求人最高月収:120万円
- 求人最低月収:40万円
- 求人平均月収:69.1万円
- 特徴:処理速度が速い。Cとセットで使われることが多い
C++を使いこなせると非常に高水準のAIを開発することができます。
実行速度が速く、なんでもできる汎用的な言語なので、AI開発だけでなく様々な開発分野で使われています。
習得するために色々な前提知識が必要なので、初心者がいきなり学ぶのは無謀です。
難しいですが、難しさゆえに需要が落ちない言語なので苦労して身につける価値はあります。
難易度順の比較表(難しさ・需要・平均年収)
名前 | 難しさ | 需要 | 平均月収 |
Julia | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | データ無し |
Python | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 73.5万円 |
JavaScript | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 66.5万円 |
R | ★★★★★ | ★★★★☆ | 75万円 |
C++ | ★★★★★ | ★★★★★ | 69.1万円 |
→上記以外の2024年おすすめのプログラミング言語はこちらの記事にまとめました
未経験者におすすめの言語【Python】
プログラミング未経験者には「Python」がおすすめです。
理由は以下の4つです。
- 文法がシンプル&コードが見やすいため理解しやすい。
- ライブラリが豊富で開発しやすい。
- 汎用性が高くAI開発以外にも使える。
- 需要が高い。
まとめると「学習しやすい」「なんでもできる」「需要が高い」という三拍子が揃った牛丼屋さんみたいな言語です。
→Pythonの学習方法についてはこちらの記事にまとめました(準備中)
PythonとC++のソースコードの違い
PythonとC++で「こんにちは」と表示させる方法を比べてみます。
Python
print(“こんにちは”)
C++
#include <iostream>
int main() {
std::cout << "こんにちは" << std::endl;
return 0;
}
「"こんにちは"と表示させたい」という目的は同じですが、Pythonが圧倒的シンプルです。
既にプログラマーの人におすすめの言語【Python・C++】
既にプログラマーの人には「Python」「C++」がおすすめです。
Pythonを推せる理由は、先ほどと同じ。
C++を推せる理由は、難しいけど高需要&Pythonより高い水準のAIを開発できるからです。
PythonはC++と比べるとデータ処理速度が遅いですが、ScrapyやTensorflowなどのライブラリを活用すれば速改善できるので、ゆるっと勉強するならPython、ガチで挑むならC++、ぐらいの熱量で大丈夫だと思います。
AI言語の勉強方法【ドットインストールでOK】
勉強方法は「ドットインストール」という、動画で学べるプログラミング学習サイトを見ればOKです。
月額1,080円の課金が必要ですが、動画は以下から見れます。
→Python入門
→C言語入門(※)
※ドットインストールにC++の動画がなかったです。すいません。C++の事前知識として必要なC言語の動画があったのでそちらを貼っておきます。
◆関連記事:ドットインストールの評判は?【1年勉強したらエンジニアになれました】
- AI特化型スクール「Aidemy Premium」
- 転職保証付きプログラミングスクール「DMM WEBCAMP」
勉強だけでAIを作れるようになるのは無理
勉強だけでAIを作れるようになるのは無理です。
勉強はあくまで勉強ですからね。
実践的なスキルは実際に仕事に就いてからグングン極めましょう。
「仕事に就くために最低限必要なスキルをドットインストールやプログラミングスクールで身につける」→「仕事に就いて実践的なスキルを伸ばしていく」というのが正しい順番です。
完璧じゃなくていいので、実践あるのみです。
AI開発に使われる言語と学習方法まとめ
記事のまとめ- AI開発に使われる言語は「Python」「JavaScript」「R」「C++」「Julia」
- 未経験者におすすめの言語は「Python」
- 既にプログラマーの人におすすめの言語は「Python」「C++」
- AI言語の勉強方法は「ドットインストール」でOK
- AI開発者を目指す方法は「Pythonを300時間ぐらい勉強する」→「仕事に就いて実践的なスキルを伸ばしていく」
- AI業界に転職してキャリアアップする方法は「PythonかC++を勉強する」
AI開発者になる方法はこちらの記事にまとめました(準備中)
AIの市場はこれから伸び続けます。
伸びる市場で仕事をすることは、収入アップ&働き方の自由化に繋がります。
未来が明るい市場で仕事をしましょう。
努力以上のリターンが返ってきます。
今回は以上です。
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