記事を読むメリット
- プログラミング学習に本がいらない理由が分かる
- 本がどうこうじゃなく、初心者が一番最初に理解すべきことが分かる
プログラミングを勉強してみたいと思ってるんだけど「プログラミング学習に本は必要ない」って聞いたことあるなあ…ホントなのかな
本が必要ないんだったらどうやって学べばいいんだろ?
間違った学習方法で時間を無駄にしたくないし、効率的に学びたいなあ
このような方に向けて今回は、プログラミング学習に本が必要ない理由を解説していきます。
この記事を書いている僕は、プログラミングを独学して1年でWeb制作会社との業務提携を結び、年収480万円ぐらいになりました。
結論としては、本は買っても買わなくてもどっちでもOKです。
- ぶっちゃけ買っても買わなくてもどっちでも大丈夫。プログラミングに必要な情報はググれば全て出てくるから。
- 初心者のうちは本を読まない方がよく、逆にある程度上のレベルに行くためには本は必須
- 初心者が一番最初に理解すべきことは「手を動かさないとプログラミングは上達しない」ということ
ちなみに僕が1年の独学で買った本は「やさしいWordPress入門」みたいな1冊だけです。(私の独学の実体験はこちらから)
本を買うメリットやデメリットと合わせて詳しく解説していきます。
- 結論:買っても買わなくてもどっちもでいい
- 本がいらないと言われる理由3つ【効率が悪いから】
- 本を買うメリット3つ【全体の雰囲気が分かる】
- 本を買うデメリット3つ【買っただけでなんか満足する】
- 初心者が買ってもいい本【参考書とかはいらない】
- 本がいらない理由まとめ【プログラミング学習で一番最初に理解すべきこと】
結論:買っても買わなくてもどっちもでいい
結論から言うと、買っても買わなくても大差ありません。
なぜならプログラミングはあくまでスキルなので「この本にしか載っていないマル秘情報!」とかは無く、必要な情報はググれば全て出てくるからです。
本を買わないと知識が身につかないとかは、あんまりありません。
違うのは学習効率です。
学習効率的に言うと初心者のうちは買わない方がよく、逆に中級者以上を目指すなら本は必須です。
初心者は買わない方がいい
初心者のうちは本を読むよりも、実際にプログラミングに触れることに時間を使った方がいいです。
プログラミングは頭で分かったつもりになっても、実際に手を動かさないと身につきません。
「そもそもプログラミングとは何か?」みたいな学習の前段階の本なら1冊ぐらいは読むとイメージがつきやすいので良いと思いますが、1冊読んだらすぐ手を動かした方がいいです。
早く手を動かさないとスキルが身につくまでの時間が余計にかかってしまうので、その分疲れて挫折しやすくなります。
初心者が挫折しないコツは「荒削りでもいいから手を動かしてプログラミングの感覚を覚えていく」ことです。
中級者以上を目指すなら本は必須
年収1,000万円以上稼いでるエンジニアさんなどを見ていると、やっぱりすごい沢山の本を読んでいます。
本の内容もめちゃくちゃ専門的です。
バオウザケルガとか出てきそうなレベルの厚さの技術書を机の周りに何冊も置いているエンジニアさんもいます。
ある程度の高みに行くためにはやっぱり本は必須だと思います。
本がいらないと言われる理由3つ【効率が悪いから】
プログラミング学習に本がいらないと言われる理由は大体以下の3つです。
本がいらない理由3つ学習効率が悪いから
こちらは先述しましたが、初心者のうちは本は学習効率が悪いです。
そもそも必要な情報はググれば出てくる&読むのに時間がかかるというのもそうですが、本を開きながらプログラミングするのは結構やりづらいです。
やりづらいと続きません。
学習は継続が大事なので継続しやすい方法でやっていきましょう。
結局ネットで調べるから
本を読んだだけでは分からない部分もあるので、結局ネットで調べます。
プログラミングで一番大切な力は「分からないことを調べて解決する」という自己解決能力なので、初めのうちからネットで調べるクセをつけておいた方が効率的にスキルが高まります。
本を買うよりも有料講座の方が安く済むから
僕が課金している「ドットインストール」という動画学習サイトは月額1,080円で、7,000本以上の動画が見れます。
パソコンの設定や使うソフトのインストール方法から始まり、実際にコードを書いて開発するまで、プログラミングのいろはが学べる動画が何度でも見返せるので、有料講座の方がコスパがいいですね。
僕もドットインストールのみで1年ほど独学してWeb制作会社に転職しました。
◆関連記事:ドットインストールの評判は?【1年勉強したらエンジニアになれました】
本を買うメリット3つ【全体の雰囲気が分かる】
いらないと言われがちな本ですが、有効な学習手段であることに変わりはありません。
本を買うメリットを3つ解説します。
全体の雰囲気が分かる
「やさしいプログラミング入門!」みたいな本を1冊読むと、プログラミングの全体の雰囲気が分かります。
本は読む人に向けて書かれているので、読みやすいように順序よく情報が書かれています。
内容が全体的に繋がっていてまとまりがあるので初心者でも理解しやすいです。
「マジで何からやればいいか分からない」という一歩目すら踏み出せてない状況の人は、とりあえず1冊ぐらい読んでみて、全体の雰囲気を理解してみるのもいいかもしれません。
僕も「やさしいWordPress入門」みたいな本を1冊だけ読みました。
オフラインで学習できる
インターネットが無い状況や、パソコンを広げられない電車やバスなどでも学習ができます。
通勤や通学の時間が長い人は、本を使って学習することで時間を効率よく使えますね。
正しい知識を身につけられる
本はその分野に詳しい専門家が書いていて、さらに出版社の校閲を得て世の中に出回るので情報の信憑性がとても高いです。
ネットの情報はどこの誰が書いたか分からない情報なので、たまに間違った情報が書いてあります。
ですが間違った情報であればすぐエラーになって気づけるのと、また別の情報を探せばいいだけなので、あんまり気にしなくてもいいかもしれません。
本を買うデメリット3つ【買っただけでなんか満足する】
続いて本を買うデメリットを3つ解説します。
「本=悪」というわけではありません。
本を読むときにこのデメリットに気をつけながら学習していけばOKです。
本を買っただけで勉強した気になる
僕ですねこれは。
高校受験の時とか過去問集を買うだけで満足して勉強しませんでした。
本を読むとその時は達成感に満たされますが、プログラミングは手を動かさないと身につきません。
どの本を買うかで悩んだりする時間も勿体ないので初心者のうちは「手を動かすのみ」です。
本の情報が古くなったりする
本を読んでせっかく身につけた知識がネットでは「この情報は古いのでもう使われていませんが~」みたいに書かれたりします。
今は最新の情報が書かれていても、1年後2年後にまたその本を見返すことができなくなってしまいます。
その都度新しい本を買わないといけないのでお金もかかります。
実践的な知識が得られない
本を読むと深い専門的な知識を学べたり、正確な情報が得られます。
しかし実際に手を動かさないと、実践的な知識は身につきません。
本を読むだけでは知識だけ持ってて実際には何も作れない「ノウハウコレクター」になってしまいがちです。
初心者が買ってもいい本【参考書とかはいらない】
本を読まないとそもそも何から始めたらいいか分からなくて、一歩目が踏み出せないなら買いましょう。
読んでる時間が勿体ないと感じるなら買わないでおきましょう。
特に初心者のうちは、技術書のような専門的な本や、参考書は一切不要です。
- 初心者が買ってもいい本…「やさしいプログラミング入門!」みたいな入門的な本→理由:そもそもの全体の雰囲気が分かるから。
- 初心者は買わない方がいい本…技術的なことが書いてある専門的な本→理由:読んでも理解できないし、ググれば情報が出てくるから。
◆関連記事:プログラミングを時間の無駄にしないための5つの秘訣
プログラミング学習に本がいらない理由:まとめ
本記事のまとめ- 本がいらない理由は「学習効率が悪いから」「結局ネットで調べるから」「本を買うよりも有料講座の方が安いから」
- 初心者のうちはとにかく手を動かす時間を確保した方がいい
- つまずいたらネットで調べて、プログラマーに最も必要な「自己解決能力」を磨いた方がいい
- そもそもの全体の雰囲気を理解するためなら買ってもOK
- ぶっちゃけ買っても買わなくてもどっちでもいい
以上の理由から初心者のうちはなるべく買わない方がおすすめです。
プログラミング初心者が一番最初に理解すべきことは「手を動かさないとプログラミングは上達しない」ということです。
本を買っても買わなくても、それ自体はどっちでもいいので、
本を読んで手を動かしやすくなるなら読みましょう。
読んでる時間が勿体無いと感じるなら読まないでおきましょう。
そんな感じでOKです。気楽にやりましょう。
時代に合ったスキルが身につくと結構人生変わります。
よきプログラミングライフを送ってください。
今回は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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