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プログラミングスクールに入ろうか迷ってるんだけど「プログラミングスクールは無駄」って聞いたことあるなあ…ホントなのかな
プログラミングスクールが無駄なんだったら、どうやって学べばいいんだろ？
変なプログラミングスクールに入って、お金を無駄にしたくないなあ
このような方に向けて今回は、プログラミングスクールが無駄と言われてる理由を解説します。
この記事を書いている僕はプログラミングスクールに入らず、プログラミングを１年間独学してWebエンジニアになりました。
- ぶっちゃけ入学してもしなくてもどっちでも大丈夫。初心者レベルなら独学で十分身につく
- ただ、エンジニアとして長期的なキャリアを見越している人は、プログラミングスクールに入って基礎からちゃんと身につけた方がいいかも
- 基本的にプログラミングスクールは「高い」以外のデメリットはあんまり無い
※ちなみに、僕がプログラミングスクールに入らなかった理由は、シンプルにお金がなかったからです。
目次- 結論：入っても入らなくてもどっちもでいい
- プログラミングスクールが無駄と言われる理由３つ【独学でも十分学べるから】
- プログラミングスクールに入るメリット３つ【挫折しにくい】
- プログラミングスクールに入るデメリット２つ【挫折した時のリスクが大きい】
- プログラミングスクールに入ってもいい人の特徴３つ【効率よく学びたい人】
- まとめ：プログラミングスクールが無駄と言われる本質的な理由
結論：入っても入らなくてもどっちもでいい
まず結論として、プログラミングスクールは入っても入らなくてもどっちでも大丈夫です。
理由- 独学でも十分学べるし、プログラミングに必要な情報はググれば全て出てくるから。
詳しくは後述しますが、プログラミングは独学でも十分学べます。
プログラミングはあくまでスキルなので、
「このスクールに入らないとゲットできない！プログラミング上達のためのマル秘情報！」みたいなのはありません。
スクールでも独学でも、学ぶ内容は一緒です。
スクールと独学で違うのは、挫折のしづらさです。
分からないところを講師の人に質問できる環境が整っているので、スクールの方が挫折しづらいです。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由３つ【独学でも十分学べるから】
プログラミングスクールが無駄と言われる理由は以下の３つです。
プログラミングスクールが無駄と言われる理由３つ独学でも十分学べるから
プログラミングは独学でも全然学べます。
前述の通り、プログラミングはあくまでスキルなので「スクールに入らないと手に入らない情報」とかはありません。
スクールでも、本でも、YouTubeでも、有料サイトでも、学ぶ内容は同じです。
特に、プログラミング初心者が一番最初に学ぶであろう「HTML・CSS」という言語は、比較的簡単でとっつきやすいため、高いお金を払って学ぶのが勿体ないレベルの難易度です。
独学する場合は、ドットインストールというサイトで学べば、副業で月５万円稼げるレベルまで身につきます。
全ての動画を見るためには月額1,080円(税込)かかりますが、プログラミングに必要なソフトの準備方法などを含めて１から全て動画で教えてくれるので、「そもそも何から始めればいいか分からない」という人にも向いています。
僕もプログラミング独学開始から３ヶ月で１０万円稼ぎ、独学１年でWebエンジニアに転職しましたが、
全てドットインストールで身につけました。
◆関連記事：ドットインストールの評判は？【１年勉強したらエンジニアになれました】
授業料が高いから
| スクール名 | 最低費用※ | 学習期間※ | 学べる内容 |
| DMM WEBCAMP | 488,400円 | 24週間 | Webデザイン・フロント・WordPressなど |
| テックアカデミー | 119,900円 | 12週間 | HTML・CSS・Bootstrap・Photoshopなど |
| テックキャンプ | 657,800円 | 10週間 | フロント全般・バック全般 |
| Aidemy Premium | 327,800円 | 3ヶ月 | Python・AI開発メイン |
| デイトラ | 99,800円 | 90日 | HTML・CSS・Python・Javaなど |
※費用はコースによって異なりますが、一番安いコースの費用を載せています。
※学習期間の単位がバラバラですが、各スクールのHPの記載をそのまま載せています。
有名なプログラミングスクールの授業料は上記の感じです。
上記５つだと平均で338,740円します。
ぶっちゃけ、現役エンジニアの僕からすると
「プログラミングスクールの授業料ってマジで高えな」と思います。
あくまで雑魚エンジニアの僕の個人的な意見ですが、せいぜい１０〜３０万円が妥当だと思っています。
ただ、「一度数十万円を払うだけで、今後一生食べていけるスキルが身につく」と考えると、何十万円もするものちょっと納得できたりします。
必ず身につくわけでもないから
プログラミングに限った話ではないですが、学校に入ったからといって必ず身につくわけではないです。
プログラミングスクールは「入れば絶対に身につく場所」ではなく「受講者が学びやすい環境を整えている場所」です。
ちゃんと自分で勉強しないと身につきません。
僕も中学生のころ塾に行ってた時期があるのですが、一生友達と喋ってるだけで全然勉強しなかったので、全く成績が上がりませんでした。
月謝を払うだけで全く無駄になりました。あの時はお母さんごめん。
プログラミングスクールに入るメリット３つ【挫折しにくい】
プログラミングスクールに入るメリットは以下の３つです。
高いお金を払うだけのメリットもちゃんとあります。
挫折しにくい・モチベを保てる
プログラミングスクールに入る最大のメリットとして、
「挫折しにくい」「モチベーションを保ちやすい」というものがあります。
分からなかった時にすぐ講師の人に質問できる環境が整っているので、分からないところを放置しなくて済み、挫折しにくくなります。
また、スクールに入ることによって「勉強する環境」が用意されているので、サボりにくくなり、モチベーションも保ちやすくなります。
逆に、独学の最大のデメリットが「挫折のしやすさ」です。
独学なら高い授業料を払う必要もなく、１人で黙々と学習できますが、
何か詰まったときに質問・相談できる人がいないので、挫折しやすいです。
「挫折しにくい」「モチベーションを保ちやすい」というのは、プログラミングスクールに入る最大のメリットです。
最短距離で身につく
プログラミングスクールには、ちゃんとしたプロが考えたカリキュラムが用意されています。
そのカリキュラムに沿って学んでいけば、余計な寄り道をすることもなく、間違った方法で学ぶこともなく、最短距離で効率よく学べます。
独学の場合は「何から学んでいくか」も自分で決めないといけないので、身につけるまでに時間がかかることもあります。
また、寄り道をしたその先で詰んでしまい、本筋とは関係ない所で挫折してしまう場合もあります。
プログラミングスクールに入れば、カリキュラムに沿って学ぶことができるので、最短距離で身につきます。
実際のエンジニアと触れ合える
触れ合える、と書くとちょっとキモめですが、
プログラミングスクールの講師の方は、実際のエンジニアである場合が多く(※)、
そういう実際のエンジニアに質問したり相談したりすると、自分でググって調べるよりも、遥かに有益な回答が貰えます。
※「実際のエンジニア経験が無い、ちょっとプログラミングに詳しい程度の人」がアルバイトで講師をやっているスクールもたまにあるので、スクールの詳細はよくチェックしましょう。
「リアルにその道で活躍している人」と実際に関わるのは、非常に多くの学びを得られます。
甲子園を目指している野球少年が大谷翔平さんにコーチしてもらうのと同じ感じです。
実際にバッティングフォームのアドバイスをもらったりするだけでなく、何気ない会話をしたり、野球に対する価値観などを聞いたり、
大谷翔平さんと触れ合っている全ての時間が学びになります。
「実際のエンジニアに質問できる」というのは、プログラミングスクールにしかないメリットの１つです。
プログラミングスクールに入るデメリット２つ【挫折した時のリスクが大きい】
プログラミングスクールに入るデメリットは以下の２つです。
正直、「値段が高い」以外のデメリットはあんまりありません。
挫折した時のリスクが大きい（値段が高い）
プログラミングスクールは授業料が高いので、挫折した時のリスクが大きいです。
もしプログラミングを挫折した場合、多くのお金を失います。
「ちょっとプログラミング学んでみようかな〜」
「こっちのスクールに入ったら失敗したから、次はあっちのスクールに入ろうかな〜」
みたいなテンションで決断できる額のお金ではないと思うので、
入学を決める際は焦らずしっかり考えましょう。
特別に就職に有利になるわけでもない
プログラミングスクールを卒業したからといって、特に就職に有利になったりはしません。
エンジニアの現場で重要視されるのは、
「どこのスクールを卒業したか？どこで学んだか？」という経歴ではなく
「あなたは実際にどんなことができるのか？」という部分だからです。
「プログラミングスクールを卒業したけど、実績無しの人」と
「独学で身につけたけど、副業でWEBサイトを作った実績が５件ぐらいある人」
だったら、間違いなく後者が採用されます。
また、学歴を身につけるためには大学入試や単位の取得・卒論などをクリアする必要がありますが、
プログラミングスクールはお金さえ払えば誰でも入学でき、規定の授業数をこなせば誰でも卒業できるため、
「どこどこのプログラミングスクール卒業！」という経歴自体にそんなに価値はありません。
就職保証型のプログラミングスクールもあるので、そういうのに入ればまた話は別ですが、プログラミングスクールを卒業したからといって、特に就職に有利になったりはしません。
◆関連記事：未経験からプログラマーに転職する方法（準備中）
プログラミングスクールに入ってもいい人の特徴３つ【効率よく学びたい人】
プログラミングスクールに入ってもいい人の特徴は以下の３つです。
無駄という意見もありますが、学べる内容は本物です。
効率よく学びたい人
プログラミングスクールにはプロが考えたカリキュラムが用意されているので、最短距離で学べます。
また、入学時に「WEB制作コース」「アプリ開発コース」「インフラコース」などのコースを選んで学習を進めていくため、
そのジャンルに必要な知識のみに絞って効率よく学べます。
独学の場合は「何がWEB制作に必要なのか？」「アプリ開発するために何が必要なのか？」ということも自分で調べないといけないため、学習を始めるまでに時間がかかります。
ちなみに、プログラミング学習で最も効率の悪い学習方法は「本」です。
◆関連記事：プログラミング学習に本がいらないワケ【独学１年で買ったのは１冊のみ】
何から手をつけていいか分からない人
何から手をつけていいか分からない人も、プログラミングスクールはおすすめです。
どのプログラミングスクールも基本的に、
ド初心者に教えることを想定して体系的(※)に授業が組まれているので、
「どうやって学んでいけばいいか？」
「そもそもプログラミングとは何か？」
みたいなとっつきやすい話も授業でしてくれます。
※順序よくまとまっていること。
分からなければ講師の方に質問もできるので、
「何から手をつければいいか分からなくて、もはや学ぶ前から心が折れそう、、、」
という人はプログラミングスクールに入ってみるのもいいかもしれません。
長いキャリアを見越している人
「IT業界に参入してこれからどんどん年収を上げていくぞ！」というような、
エンジニアとして長く働く予定の人や、長期的なキャリアを見越している人は、プログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。
理由は、基礎が大事だからです。
独学で身につけても全く問題ないのですが、
やはり長期的に働いていくとなると、ちゃんとした基礎が身についている方がいいです。
独学だと変なクセがついてしまったり、
エンジニアにとっては超常識レベルのことがスポッと抜け落ちたまま、自己流で突き進んでしまう場合もあります。
建物でもそうですが、基礎がめちゃくちゃだと全てがめちゃくちゃになります。
長いキャリアを見越している人は、プログラミングスクールでしっかりとした基礎を身につけるのも選択肢の１つです。
まとめ：「プログラミングスクールは無駄！」と言われる本質的な理由
- プログラミングスクールが無駄と言われる理由は「独学でも十分学べるから」「授業料が高いから」「必ず身につくわけでもないから」の３つ
- プログラミングスクールに入るメリットは「挫折しにくい・モチベを保ちやすい」「最短距離で身につく」「実際のエンジニアと触れ合える」の３つ
- プログラミングスクールに入るデメリットは「挫折した時のリスクが大きい（値段が高い）」「特別に就職に有利になるわけでもない」の２つ
- プログラミングスクールに入ってもいい人の特徴は「効率よく学びたい人」「何から手をつけていいか分からない人」「長いキャリアを見越している人」の３つ
- ぶっちゃけ入学してもしなくてもどっちでも大丈夫。初心者レベルなら独学で十分身につく
「プログラミングスクールは無駄！」という意見が、世の中にはびこっている本質的な理由としては
「一部の甘い考えで失敗した人の意見だけが大きく取り上げられている」ということです。
基本的に何事も、肯定的意見よりも批判的意見の方が声が大きいです。
例えば、ラーメン屋さんに食べに行って、
普通に美味しくて満足した時は、わざわざ口コミとか投稿しませんが
めちゃくちゃ不味かったり、店員さんの態度とか最悪だった時の方が
悪い口コミを投稿したくなる、みたいな心理と一緒です。
それと同じで「プログラミングスクールは最高だ！！」という人はわざわざ声を上げないので、
入学すれば絶対に身につくと勘違いした一部の人たちの
「入学しても全然身につかなかった！高いお金を払ったのに無駄になった！」
という意見ばかり拾われることになり、
結果的に「プログラミングスクール＝無駄」という意見が定着します。
そういう批判的な意見を鵜呑みせず、一旦冷静になって
ちゃんと自分で情報を取って自分で判断する習慣をつけると
割と人生が生きやすくなります。
僕は自分で判断した結果、
「プログラミングスクールは入っても入らなくてもどっちでもいい」
という結論に至りました。
今回は以上です。
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