記事を読むメリット
- プログラミングスクールに入るメリットとデメリットが分かる
- スクールor独学に関係なく、プログラミング学習で一番大切なことが分かる
プログラミングを学びたい!独学だと身につかなそうだからプログラミングスクールに入ってみようかな!
とはいえ、入学費用って結構高いし躊躇するな…入るメリットとか知っておきたいなあ
このような方に向けて今回は、プログラミングスクールに入るメリットとデメリットを解説していきます。
この記事を書いている僕は、独学でプログラミングを身につけてWebエンジニアになりました。(現在ア〇〇ビールのエンジニアをやっています)
- ぶっちゃけ入っても入らなくてもどっちでもいい
- プログラミング学習で一番大切なことは「手を動かすこと」
- ぶっちゃけ:入っても入らなくてもどっちでもいい
- プログラミングスクールに入るメリット3つ【質問できる=挫折しにくい】
- プログラミングスクールに入るデメリット3つ【ひたすら高い】
- 「スクールじゃないと身につかないでしょ?」→僕は独学1年で転職しました
- プログラミング学習で一番大切なこと【手を動かすこと】
- まとめ:プログラミングスクールに入るメリットとデメリット
ぶっちゃけ:入っても入らなくてもどっちでもいい
結論というかぶっちゃけというか、プログラミングスクールは入っても入らなくてもどっちでも大丈夫です。
理由としては以下の感じです。
独学でもスクールでも学ぶ内容は変わらないから
「スクールに入った人にしか分からない!プログラミングのマル秘情報!」
とかはありません。
独学でもスクールでも、学ぶ内容は同じです。
ドットインストール(※)で月額1,080円課金して学ぶ内容と
プログラミングスクールで何十万円払って学ぶ内容は同じです。
独学で学習を進めても、必要な知識は問題なく身につきます。
※ドットインストール…動画で学ぶプログラミング学習サイト。僕はこのサイトのみで1年独学しました。
運転免許のような「学校を卒業しないと絶対に取得できない資格」ではないから
プログラミングは資格ではありません。
車の場合は、無免許でどんなに運転が上手くても、教習所を卒業して免許を取得してから運転しないと捕まります。
プログラミングはそうではなく、プログラマーになるために絶対に必要な資格はありません。
スクールに入らなくても学んでいける自信があるなら、わざわざスクールに入らなくてOKです。
プログラミングスクールに入るメリット3つ【質問できる=挫折しにくい】
プログラミングスクールに入るメリットは以下の3つです。
プログラミングスクールに入るメリット3つ質問できる=挫折しにくい
スクールに入る最大のメリットです。
プログラミングスクールには講師の方がいますが、基本的にその方になんでも質問できます。
なんでも質問・相談できるので問題を解決しやすく、挫折しにくいです。
プログラミングはひとたびバグやエラーが発生すると、基本的にそれが解決できるまで全ての作業が停止するので
手強いバグと格闘してる間は「なかなか解決できなくてイライラ」「作業が1ミリも進まない焦り」が生まれ、心が折れやすいです。
なんでも質問できる人がいると、挫折しにくいです。
最短距離で身につく
プログラミングスクールには、カリキュラムが用意されています。
そのカリキュラムに沿って学んでいけば、間違った方法で学ぶこともなく、最短距離で身につきます。
独学でやろうとすると「何をどの順番で学んでいくか」も自分で決めないといけない(※)ので、遠回りしてしまう可能性もあります。
ちゃんと用意されたカリキュラムに沿って学べば、最短距離で身につきます。
※正直このあたりも、ドットインストールやProgateなら学ぶ順番がある程度決められているので、独学でも問題ないかもしれません。
自信がつく
ちゃんとしたカリキュラムで、ちゃんとした講師の方から学び、ちゃんとしたスクールを卒業すれば、それ自体が割と自信になります。
「高いお金も払ったし、ちゃんと教えてもらったし、これでバッチリだ!!」といった具合です。
独学で身につけると
「独学で身につけただけだから、このスキルが通用するのか不安…」
「自分の中ではいい感じだけど、世の中のやり方と合ってるのか不安…」
という不安が多少なりともあります。
僕も独学で身につけたので、この不安がめちゃくちゃありました。
ちゃんとスクールを卒業するとこの不安がなく、自信がつきます。
プログラミングスクールに入るデメリット3つ【ひたすら高い】
プログラミングスクールに入るデメリットは以下の3つです。
プログラミングスクールに入るデメリット3つひたすら高い
気になるのがやはりお値段です。
プログラミングスクールの費用の相場はこんな感じです。
スクール名 | 最低費用※ | 学習期間※ | 学べる内容 |
DMM WEBCAMP | 488,400円 | 24週間 | Webデザイン・フロント・WordPressなど |
テックアカデミー | 119,900円 | 12週間 | HTML・CSS・Bootstrap・Photoshopなど |
テックキャンプ | 657,800円 | 10週間 | フロント全般・バック全般 |
Aidemy Premium | 327,800円 | 3ヶ月 | Python・AI開発メイン |
デイトラ | 99,800円 | 90日 | HTML・CSS・Python・Javaなど |
※費用はコースによって異なりますが、一番安いコースの費用を載せています。
※学習期間の単位がバラバラですが、各スクールのHPの記載をそのまま載せています。
上記を合計すると、平均費用は338,740円です。
1年に1度苦しめられる自動車税の支払いや、
2〜3年に1度搾取される賃貸の更新費用よりも高いですよね。
当時の僕も「お金を稼ぎたいから学ぼうとしてるのに、何十万円も持ってないよ!」という感じでした。
費用が高い=失敗すると失うものが多いのがデメリットの1つです。
必ず身につくわけではない
プログラミングスクールに入ったからといって身につくわけではありません。
スクールに入っても、ちゃんと1日1〜2時間ぐらい時間を使って学ばないと、身につきません。
逆に言えば、独学でも正しい方法で毎日1~2時間コツコツ学習すれば、身につきます。
他責思考から抜け出せない
「他責思考」とは自分以外の人や環境に非の原因がある、とする考え方です。
言い換えると「人のせいにする」考え方です。
「スクールに入ったから身につく」
「講師の人が教えてくれるから身につく」
「講師の人が微妙だと身につかない」
というような
他責思考から抜け出せないと、副業やフリーランスで稼ぐことはできません。
なるべく、自責思考でいきましょう。
- 「スクールに入ったぞ!これで身につくに違いない!さあ講師の人、僕にたっぷり教えてくれよ!」
- 「あのスクールに入ったからプログラミングが身につかなかった!あの講師の人のせいだ!」
- 「あっちのスクールに入っておけば身についたはずなのに!」
- 「スクールに入ったぞ!分からないところはどんどん自分から質問しよう!」
- 「なんかイマイチ理解できないなあ…自分の今の課題はどこだろう?どうやって質問したら解決できるかな?」
- 「スクール卒業したけど身につかなかったなあ…まあ自分も全然質問しなかったし、しょうがない!分からないところは独学で学び直していくぞ!」
副業やフリーランスで稼いでいくためには、常に自分にフォーカスをあて
「自分に足りないところはないか」「自分で変えられるところはないか」と考えて
自分で問題解決をしていく力が必要です。
なので「スクールに入ったから身につくぞ!」的なスクールに依存した思考で入学すると、
身につくは身につくかもしれませんが、そこから稼ぐのに苦労します。
※自責思考はやり過ぎると鬱になるのでほどほどにしましょう。たまには人のせいにしましょう。
「スクールじゃないと身につかないでしょ?」→僕は独学1年で転職しました
スクールに入らなくてもプログラミングは身につきます。(僕はスクールに入るお金が無かったので独学にしました)
僕がプログラミングを身につけるまでの道のりは以下の感じです。
- ①3ヶ月ほどドットインストールでHTML・CSSを学ぶ
- ②クラウドワークスでLP制作案件を初受注
- ③更に3ヶ月ほどドットインストールでJavaScript・PHPを学ぶ
- ④更に半年ほどクラウドワークスや知人の紹介などで6〜7件ぐらい実績を積む
- ⑤独学開始から1年ほどでWeb制作会社と業務提携
これまで独学を不利に感じたことはなかったです。
エンジニアの就職の現場でも
「おっ!キミは〇〇スクールを卒業したのか!期待できる!よし採用!」
とかは、ほぼないです。
「どこのスクールを卒業したか?」よりも「あなたは何ができるのか?」を見られます。
どんなに良いスクールを卒業しても、面接の受け答えや実績が微妙だと落ちます。
僕も独学でしたが、面接時にポートフォリオとして制作実績を6〜7件ぐらい見せたので、その実績を評価されて採用に繋がりました。
→僕の実際のポートフォリオです。
独学を不利に感じたことはありませんが、もしお金があってスクールに入っていれば、
もっと早く、半年ぐらいで就職できていたかもしれません。
身につくまでに早いor遅いの違いはあるかもしれませんが、スクールでも独学でも、どっちでも身につきます。
プログラミング学習で一番大切なこと【手を動かすこと】
プログラミング学習で一番大切なことは「手を動かすこと」です。
どんなに良いスクールに入ろうと、手を動かさなかったら身につきません。
逆に独学のやり方が微妙だったとしても、毎日コツコツ手を動かせばいずれ身につきます。
また、手を動かすと以下の最高のループが生まれます。
- 手を動かす→理解できる→楽しくなる→もっと学びたくなる→手を動かす→理解できる→楽しくなる…以下ループ
手を動かすことで、身についた実感が少しでも湧くと、学習意欲が湧きます。
「スクールがいいか?」
「独学がいいか?」
お金を払う決断なので、じっくり考えてOKですが
目安として1ヶ月悩んでも決断できてないなら、もうどっちかに決めましょう。
それ以上悩んでもたぶん変わらないので、早く手を動かした方が良いです。
プログラミング学習で一番大切なことは「手を動かすこと」です。
手を動かせって言うけど何からやればいいか分からない!→YouTubeを1本見ればOKです
「手を動かせって言うけど何からやればいいか分からない!」
という方は↑の動画を見ればOKです。
マナブさんという、元フリーランスエンジニアで年収1,800万円稼いでいた系YouTuberさんの動画です。
僕も「プログラミングを身につけたいな〜」と思ってる段階でこの動画を発見し、プログラミング学習のイメージが明確になりました。
上の動画を見たら、あとは実際にやってみましょう。
▼プログラミング学習に必要なソフトなどは以下の記事にまとめました
マナブさんの動画を見て、この記事を読んで準備すれば、プログラミング学習がスタートできます。
パソコンさえあれば、あと必要なソフトは全て無料で揃います。
パソコンがなければ、ネカフェとか行ってちょっとやってみましょう。
「ネカフェで1日やったぐらいじゃ分からないでしょ」とやる前からグダグタ言わずに
「いいからちょっとやってみる」精神が大事です。
1日ぐらい自分に投資しましょう。
まとめ:プログラミングスクールに入るメリットとデメリット
記事のまとめ- プログラミングスクールはぶっちゃけ入っても入らなくてもどっちでもいい
- 入るメリットは「質問できる=挫折しにくい」「最短距離で身につく」「自信がつく」の3つ
- 入るデメリットは「ひたすら高い」「必ず身につくわけではない」「他責思考から抜け出せない」の3つ
- プログラミング学習で一番大切なことは「手を動かすこと」
- 手を動かすためにはマナブさんの動画と僕のこの記事を読めばOK
プログラミングスクールにはメリットとデメリットがあります。
プログラミング学習のベストな手順としては
「まず独学でちょっとやってみる」→「イケそうだったらそのまま独学で突き進む」or「無理だったらスクールに入る」or「ガチで無理だったら諦める」
という方法がいいと多います。
気楽に、まずはちょっとやってみてから
入るか入らないか決めればいいと思います。
今回は以上です。
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