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Web制作のフリーランスの実態は?稼げる?【僕は独学1年でなりました】

2024年1月2日

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フリーランスのイラスト

記事を読むメリット

  • 独学&未経験からフリーランスになった人のリアルな実態が分かる
  • Web制作でフリーランスになるための方法・注意点・心構えが分かる
  • フリーランスになりたい!時間と場所に縛られずにカフェとかで自由に仕事したい!未経験でもなれる?稼げる?

    実際のフリーランスの人のリアルな実態が知りたい!どうやったらフリーランスになれる?

    今回はこのような方に向けた記事です。僕の実体験をもとに解説していきます。

    僕自身の経歴としては、1年間の独学でプログラミングを身につけ、現在フリーランスのWebエンジニアとして暮らしています。

    結論
    • 「自由になる」という対価を得るためにはそれなりに頑張る必要あり
    • ただ、頑張れば頑張った分だけ自分に返ってくる

    ※僕のWeb制作の実績はこちらにまとめてあります。

    目次

    Web制作のフリーランスの実態は?【僕は独学1年でなりました】

    自由に仕事する人のイラスト

    現在27歳の僕のライフスタイルはこんな感じです。

    現在の生活
    • 職業…Webエンジニア
    • 形態…フリーランス
    • 年収…480万円ぐらい
    • 収入源…業務提携2社+副業
    • 休み…週2日ぐらい(自由)

    上記のスタイルを確立できたのは「Web制作のフリーランスになる!」と決意してから1年ちょいぐらいです。
    それまでは以下のような感じで全然仕事が無く、稼げませんでした。

    決意してから1年間ぐらい
    • 職業…半人前Webエンジニア
    • 形態…仕事の無いフリーランス
    • 年収…60万円ぐらい
    • 収入源…クラウドワークスで受注した月1〜2件ぐらいの案件
    • 休み…週6日ぐらい

    ※当時は実家暮らしだったので年収60万円でも生きていけました。ありがとうお母さん。

    稼げるようになるためにやったことは以下の感じです。

    稼げるようになるためにやったこと

    上記を1年ほど継続したら稼げるようになりました。

    仕事は全然なかったので週6日ぐらい休みでしたが、勉強は毎日やりました。
    月に1〜2件ほど、単価2〜3万円の軽めの案件が受注できましたが、それを全力で遂行しました。
    単価2万円の案件を丁寧に30時間ぐらいかけて納品したので、時給換算すると660円ぐらいの時もありました。

    ただそれを1年ぐらい継続したら実績が増え、稼げるようになりました。

    フリーランスになって自由になりたいなら、それなりに頑張る必要があります。

    自由になりたいならそれなりに頑張る必要あり【努力する環境を変えるだけ】

    フリーランスのイラスト

    「自由」という対価を得るためにはそれなりに頑張る必要があります。

    会社などの組織に属していると、頑張っても評価されにくいケースもありますが、
    フリーランスというのは頑張れば頑張った分だけ自分に返ってくるので、頑張る価値はあります。


    会社ではなく、フリーランスという環境で努力しましょう。

    稼げるようになるためにやったこと

    仕事は無いが、毎日欠かさず勉強する

    仕事が無いとモチベーションが続きませんが、それでも勉強あるのみです。

    勉強を続ければ知識は増え続けるので、昨日より今日、今日より明日の方が仕事が取りやすくなります。

    仕事も無い&実績も無いなら、勉強ぐらいはしましょう。
    やる気が出ないなら、学ぶ目的を明確にしましょう。


    Web制作に必要なスキルは後ほど詳しく解説します。

    Web業界は実績が全てなので実績を積むことに命をかけた

    Web制作は実績が命です。

    どんなに素晴らしい知識やスキルがあっても、実績がゼロだと見向きもされません。
    ある程度スキルが身についたら、小さい案件でもいいので実際に仕事を受注しましょう。


    実績が増えてくると、どんどん仕事が取りやすくなります。

    どんな人でも最初は実績ゼロなので、なかなか案件が取れなくても諦めずにコツコツ積み重ねましょう。

    ◆関連記事:実績ゼロでも受注できたクラウドワークスの提案文の書き方【月10万円稼いだテンプレあり】

    1つ1つの案件を全力のクオリティ&全力の誠意で遂行する

    稼げる人の特徴は「自分の利益よりも相手にギブすることを優先できる人」です。

    ギブとは与えることです。与えて貰いたかったらまずこちらから与えましょう。

    どんなに小さな案件でも、誠心誠意全力で取り組むことが大事です。
    相手が求めている以上のものを提供できれば、そこから継続のご依頼に繋がることもあります。

    ただ単純に「継続案件欲しいな〜」と願うだけではなく、
    「この人なら継続で依頼してもいいな、と思ってもらえる人になろう!」という心意気でいきましょう。

    目の前の案件を全力で取り組めない人に継続的な仕事は来ません。
    常にオーディションのような気持ちで仕事に取り組みましょう。

    Web制作のフリーランスで稼ぐために必要なスキル【特別なものはいらない】

    Webのイラスト

    Web制作のフリーランスで稼ぐために必要なスキルは以下の4つです。

    どれもコツコツ積み重ねれば誰でも身につくので、特別なものではありません。

    フリーランスで稼ぐために必要なスキル

    プログラミングスキル(HTML・CSS・JavaScript・PHP)

    HTML・CSS・JavaScript・PHPの4つのプログラミング言語を身につければ、
    0からWebサイトを作ることができます。

    Web制作に必要なプログラミング言語
    • HTML…Webサイトの骨組みを作るための言語
    • CSS…Webサイトの見た目を整えるための言語
    • JavaScript…Webサイトに動きを加えるための言語
    • PHP…お問い合わせフォームやログイン機能を作るための言語

    大体300時間ぐらいで身につきます。3ヶ月〜半年ぐらいです。

    最近はプログラミング言語を用いずにノーコードでWebサイトが作れるサービスもありますが、
    機能に自由度がない&クオリティが中の下ぐらいなので、Web制作で独立するならプログラミング言語で作りましょう。

    例えると以下の感じです。カレー専門店をやるならスパイスから作りましょう。

    • ノーコードで作るWebサイト…レトルトカレー
    • プログラミング言語で作るWebサイト…スパイスから作るカレー

    WordPressを扱うスキル

    WordPressとはCMSと呼ばれるシステムの1つで、簡単に説明すると
    「プログラミング言語を用いずともWebサイトの更新・運用ができるシステム」です。

    「Webサイトを作って欲しい!あ、作ってもらった後はこっちで簡単に更新できるようにしてね。プログラミングの知識は無いから素人でも操作できるように作ってね」
    というような依頼の時に必要になるスキルです。


    理解するためにはPHPの知識が必要です。
    PHPでお問い合わせフォームが作れるぐらいのレベルになってから1ヶ月ぐらい勉強すれば身につきます。

    コミュニケーション力

    いわゆるコミュ力です。

    フリーランスは当然お客さんとのやり取りを自分で行う必要がありますし、必ずしもお客さんがWebの知識があるとは限りません。
    全くの素人さんに対しても分かりやすく説明し、案件の進行をリードしていくためにコミュ力が必要です。


    ちなみに「社交性」と「コミュ力」は別物です。

    • 社交性…「うぇーい!先輩最近調子どっスか?」みたいな人付き合いに特化した会話能力
    • コミュ力…こまめな報連相・問題点・解決策・現在の状況など、伝えるべき情報を正しく伝える能力

    「社交性」とは人間的な明るさです。
    社交性がある=仕事ができるではないです。(明るいけど全然仕事できないヤツとかいますよね)

    僕みたいに雑談が苦手な人でも問題ありません。
    陽キャじゃなくて大丈夫です。ナンパとかできなくても大丈夫です。

    人に信頼してもらう力

    お客さんから信頼されると継続の案件を頂けたり、新しいお客さんを紹介して頂けることがあります。
    ですが、そもそもフリーランスは社会的信用がありません。実績も少ないと余計に信頼されません。

    意識して信用獲得を行いましょう。信頼獲得の方法の例は以下の感じです。

    信頼獲得の方法の例
    • 連絡を早く返す
    • できないことはできないと言う
    • 先回りして色々提案してあげる
    • 相手が求めてること+αのことをしてあげる

    難しいことはなく、「自分がされて嬉しいこと」をお客さんに与え続けましょう。
    「誠実さ」は磨き上げると最強の武器になります。

    Web制作のフリーランスになる手順【やることは地道です】

    フリーランスのイラスト

    Web制作のフリーランスになる手順は以下の感じです。
    僕も実際にこの過程を通ってきました。地道にコツコツ続けましょう。

    Web制作のフリーランスになる手順
    1. ①独学かスクールでプログラミングを身につける
    2. ②就職して実務経験を積む
    3. ③副業で案件をこなす
    4. ④フリーランスとして独立する

    ①独学かスクールでプログラミングを身につける

    Web制作に必要なスキルを身につけましょう。

    独学でもプログラミングスクールでも一長一短なのでどっちでもいいです。
    自分に合った方法で学びましょう。

    Web制作に必要なスキル
    • HTML・CSS・JavaScript・PHP…3ヶ月ぐらいで身につく
    • WordPress…PHPが身につけば1ヶ月ぐらいで身につく
    • Webデザインスキル…センスによる。得意な人に任せてもOK

    フリーランスは会社に守ってもらえません。
    自分のスキルや人間性を直で評価されるので、しっかりとしたスキルを身につけましょう。

    ◆関連記事:プログラミングスクールに入るメリットとデメリット【ぶっちゃけどっちでもいい】

    ②就職して実務経験を積む

    すいません僕は就職してないです。就職せずにランサーズで実績を積みました。

    ただ、それだと全然稼げず精神衛生上よくないので、ある程度スキルが身についたら一旦Web制作会社に就職するのがおすすめです。

    実務経験なしでいきなりフリーランスになっても稼げません。
    稼げないというか「何をすればいいか分からない状態」になります。

    Web制作会社に就職して学ぶべきこと
    • 実際の制作の流れはどうなっているのか
    • 先輩エンジニアの仕事ぶり
    • 制作費用の相場
    • 業務を遂行する上での注意点など

    上記以外にもショートカットの作成やファイル名の命名規則など、些細な業務効率化も学べます。

    就職したくないからフリーランスを目指す人が多いと思いますが、学ぶという目的意識があれば、就職は無料で通える学校です。
    それどころか、学びながらお金がもらえます。神です。


    ある程度スキルが身についたら一旦Web制作会社に就職しましょう。
    就職したくない場合は「稼げないし何をすればいいか分からないしシンドイ状態」になることを覚悟しましょう。

    ③副業で案件をこなす

    クラウドソーシングサービスを利用したり、知人から仕事を貰うなどして、「自分1人で案件を遂行する力」を身につけましょう。

    最初は思うような収入が得られないかもしれませんが、本業の収入があれば生活に困ることはありません。

    副業で案件をこなす目的は「収入を得ることよりも経験を積むこと」です。

    ちなみに初めて案件をやってみると、ビビるほどできません。
    僕も一番最初の案件は必死にググって調べながらなんとか仕上げました。

    フリーランスとして独立した後のイメージが湧くように、「自分1人で案件を遂行する力」を身につけましょう。
    僕は実績を8~10件ほど重ねたら収入が安定するようになりました。

    ◆関連記事:プログラミングの副業で月5万稼ぐ方法【独学3ヶ月で達成しました】

    ④フリーランスとして独立する

    それなりにWeb制作業界で経験を積んだら、フリーランスになりましょう。

    フリーランスになるタイミングは人それぞれですが、一例は以下の感じです。

    フリーランスになるタイミング目安
    • 実務期間…2年ぐらい
    • プログラミングスキル…パララックスエフェクトができるレベル
    • WordPressなどのCMSスキル…自作テーマが開発できるレベル
    • デザインスキル…このぐらいが自分で作れるor得意なパートナーを見つける
    • 副業の実績…10件ぐらい
    • 副業のレベル感…10万円以上の案件を3件ぐらい

    フリーランスがWeb制作会社に勝ってる部分【フットワークが軽い】

    ナイスなイラスト

    Web制作会社と比べると、フリーランスは実績・スキル・ノウハウ・優秀なエンジニアの数など、ほぼ全ての点において勝てませんが、逆にフリーランスが勝っている部分もあります。

    企業に真っ向勝負しても勝てないので、フリーランスにしかない強みで差別化しましょう。

    具体例は以下の感じです。

    フリーランスがWeb制作会社に勝ってる部分

    フットワークが軽い

    Web制作会社と比べ、フリーランスはフットワークが軽いです。

    フットワークが軽いとできること
    • 連絡を早く返せる
    • ちょっとした修正ならすぐ直せる
    • 「明日打ち合わせできますか?」などの急な予定も対応できる

    自分1人で意思決定できるので柔軟でスムーズな対応が可能という、フットワークの軽さがフリーランスの1番の強みです。

    また、「連絡が早い」「頼んだらすぐやってくれる」などの対応の早さは信頼獲得に直結します。

    フリーランスにも関わらず、連絡も遅いし急な対応もできないような、お役所仕事はなるべくやめましょう。
    相手からしたら、わざわざフリーランスの人に頼む意味がなくなります。


    フットワークが軽いというのは最大の強みです。

    Web制作会社より低価格で提供できる

    制作会社は設備費や人件費などのコストがかかるため、どうしても制作費用が高くなります。

    それに比べてフリーランスは必要経費を抑えられるため、制作会社よりも安い価格で提供できます。
    必要以上に安売りしなくていいですが、適正な価格で適正に提供できるので、顧客満足度が上がります。


    参考としてこのぐらいのサイト制作の場合の費用相場は以下の感じです。

    制作費用相場
    • 制作会社:100万〜200万円
    • フリーランス:30万円~50万円

    Web制作会社より早く納品できる

    制作会社は複数の案件を同時進行する場合がほとんどです。
    また、何人かでチームを組んで制作するため意思決定に時間がかかり、納期が長くなりがちです。

    それに比べると、フリーランスは1つの案件に集中できる&大体1人で作業するのでコミュニケーションコストがかからず、制作会社より早く納品できます。

    早く納品できる、というのはフリーランスの強みであることを認識し、早めの作業を心がけましょう。

    「早い」というのはそれだけで信頼獲得につながります。

    Q.Web制作はオワコン?→A.オワコンなWeb制作者が増えてるだけ

    プログラミングのイラスト

    「Web制作はもうオワコン」「時代じゃないから稼げない」という意見もたまに見かけますが、僕の持論は以下の感じです。

    • 「Web制作はもうオワコン」→オワコンなWeb制作者が増えてるだけです。
    • 「時代じゃないから稼げない」→一理あるがIT市場自体は伸びてる

    ◆関連記事:Web制作はもうオワコン?【2024年の僕は続けてます】

    まとめ:Web制作のフリーランスの実態は?

    フリーランスのイラスト
    記事のまとめ
    • 「自由になる」という対価を得るためにはそれなりに頑張る必要あり
    • フリーランスで稼ぐために必要なスキルは「プログラミングスキル」「WordPressを扱うスキル」「コミュニケーション力」「人に信頼してもらう力」の4つ
    • Web制作のフリーランスになる手順は「①独学かスクールでプログラミングを身につける」「②就職して実務経験を積む」「③副業で案件をこなす」「④フリーランスとして独立する
    • フリーランスがWeb制作会社に勝ってる部分は「フットワークが軽い」「Web制作会社より低価格で提供できる」「Web制作会社より早く納品できる」の3つ
    • Q.Web制作はオワコン?→A.オワコンなWeb制作者が増えてるだけ

    Web制作のフリーランスはソコソコ稼げます。
    2〜3年実務経験を積めば、カフェとか仕事できます。

    ただし昔と比べてライバルが増えているのと、Web制作の敷居が下がっているので、思考停止で仕事しても上手くいきません。

    スキルの向上はもちろん、信頼獲得を意識して行い、「あなたに頼みたくなる理由」を作りましょう。

    今回は以上です。

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